昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年1月25日)

NY DOW    19,912.71(+112.86)
NASDAQ     5,600.96(+48.01)
CME(円建)  19,035
日経先物(夜間) 19,060

・昨日のNY株はトランプ大統領と米自動車ビッグ3との会談で環境規制の緩和を表明したことや「キーストーンXL」「ダコタ・アクセス」のパイプライン建設の大統領令に署名したことで、規制緩和やインフラ投資への期待感が高まり、朝方から上げ幅を広げる堅調な展開となってダウは$112高、ナスは0.86%高で6日ぶりの過去最高値を更新して引けました。
・昨日のドル円は欧州時間は113.20-50で小動きがでしたが、24:00に発表された12月中古住宅販売件数が予想を下回る結果だったため112.90まで下落しました。
しかし米10年債利回りとNY株が上昇幅を拡大してきたことですぐに反転してからは上げ足の速い上昇となって04:10の113.88まで上げ続け、113.81でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り840万株、買い760万株 差引き80万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(116億円)、買い(179億円)で買い越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:化学、薬品、保険、不動産、陸運など
買い:非鉄、機械、サービス、通信など
売り買い交錯:食品、電機、自動車、小売など
との観測。