先週金曜日のNY市場(2019年3月11日)

NY DOW    25,450.24(-22.99)
NASDAQ     7,408.14(-13.32)
CME(円建)  20,905
日経先物(夜間) 20,850

・先週金曜日のNY株は2月雇用統計で非農業部門就業者数が予想の31.1万人増を大幅に下回る2万人増だったことや中国の2月貿易統計で輸出額が前年同月比20.7%減と急激に落ち込んだことや前日にECBが2019年のユーロ圏成長率見通しを大幅に下方修正したことで世界的な景気減速懸念が高まりダウは一時220ドル下落しました。
その後は就業者数の伸びの落ち込みは天候など一時的な要因によるものでさほど悪い内容ではないとの見方や失業率が前月の4.0%から0.2ポイント改善した3.8%だったことで徐々に買い戻しが入って下げ幅を縮め、ダウは$22安、ナスは0.18%安で引けました。

・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は111.00-20で上下し、雇用統計の22:30は111.07でした。
発表で非農業部門就業者数が予想の31.1万人増を大幅に下回る2万人増だったことで111.07から110.74まで急落しました。
そこから小幅戻して110.90近辺で揉み合った後、NYタイムに入ると更に戻して111.00-20での小動きが続き、111.16でNYクローズとなりました。