東京市場ザラバ~5日ぶりの反発で99円高~(2019年3月11日)

 

2019年3月11日

・先週金曜日のNY株は2月雇用統計で非農業部門就業者数が予想の31.1万人増を大幅に下回る2万人増だったことや中国の2月貿易統計で輸出額が前年同月比20.7%減と急激に落ち込んだことや前日にECBが2019年のユーロ圏成長率見通しを大幅に下方修正したことで世界的な景気減速懸念が高まりダウは一時220ドル下落しました。
その後は就業者数の伸びの落ち込みは天候など一時的な要因によるものでさほど悪い内容ではないとの見方や失業率が前月の4.0%から0.2ポイント改善した3.8%だったことで徐々に買い戻しが入って下げ幅を縮め、ダウは$22安、ナスは0.18%安で引けました。

・本日の日経は先週金曜日終値21,025.56よりも37.19円高い21,062.75で寄り付き、21,111まで上げた後はジリ下げとなって10時には87円安の20,938まで下落しました。
そこから反転すると11時前には105円高の21,130まで上昇し、後場に入ると21,100-140での小動きがひたすら続いて、21,125.09(+99.59)で引けました。

 

 

日経先物
20,910で寄り付き、21,860-920で揉み合った後9:10から下げ出して9:55には20円安の20,750まで下落しました。
そこから反転して10:50に20,940まで上昇し、20,860-940での揉み合いとなり、後場に入ると20,900-960での小動きがひたすら続いて、20,930(+160)△0.77%で引けました。
現物は21,125.09(+99.59)△0.47%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値900.11よりも3.54ポイント高い903.65で寄り付き、9:05に909まで上げた後はジリ下げが続いて10:00には886まで下落しました。
しかしそこから反転すると11:00には902まで上昇し、後場に入ると小幅上げて908近辺でのこう着がひたすら続き、14:30から小幅上げて910.98(+10.87)△1.21%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は111.00-20で上下し、雇用統計の22:30は111.07でした。
発表で非農業部門就業者数が予想の31.1万人増を大幅に下回る2万人増だったことで111.07から110.74まで急落しました。
そこから小幅戻して110.90近辺で揉み合った後、NYタイムに入ると更に戻して111.00-20での小動きが続き、111.16でNYクローズとなりました。
・東京時間7時はm111.11で始まり110.95-111.15で上下した後9:30から一段安となって10:00には110.87まで下落しました。
そこから反転すると12:20に111.15まで上昇し、その後は111.10近辺でのこう着がひたすら続いて、111.11で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値2,969.86よりも0.78ポイント安い2,969.08で寄り付き、0.0-プラス1.3%で推移し、引け前に一段高となって3,026.99(+57.13)△1.92%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,450.24(-22.99)
NASDAQ     7,408.14(-13.32)
・先週金曜日のNY株は2月雇用統計で非農業部門就業者数が予想の31.1万人増を大幅に下回る2万人増だったことや中国の2月貿易統計で輸出額が前年同月比20.7%減と急激に落ち込んだことや前日にECBが2019年のユーロ圏成長率見通しを大幅に下方修正したことで世界的な景気減速懸念が高まりダウは一時220ドル下落しました。
その後は就業者数の伸びの落ち込みは天候など一時的な要因によるものでさほど悪い内容ではないとの見方や失業率が前月の4.0%から0.2ポイント改善した3.8%だったことで徐々に買い戻しが入って下げ幅を縮め、ダウは$22安、ナスは0.18%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足