先週金曜日のNY市場(2018年11月5日)

NY DOW    25,270.83(-109.91)
NASDAQ     7,356.99(-77.06)
CME(円建)  22,000
日経先物(夜間) 21,980

・先週金曜日のNY株は朝方は東京時間にブルームバーグの報道による貿易摩擦を巡って米中の交渉が進展しているとの観測からダウは一時$200超の上昇となりましたが、雇用統計の良好な結果を受けて米長期金利が上昇を嫌気した売りやカドロー米国家経済会議(NEC)委員長がCNBCテレビとのインタビューでトランプ政権が当局に対中貿易協定案の策定を指示した事実はないと明言したことで逆にマイナス$300近く下落しました。
しかし03:30にトランプ大統領が「米国は貿易問題で中国と合意するだろう」と発言したことで下げ幅を縮めてダウは$109安、ナスは1.04%安で引けました。

・先週金曜日のドル円は16:00の113.10から下げ出して18:40に112.72まで下落し、そこから戻して21:30の雇用統計の時は112.81でした。
発表直後に112.81から113.02まで上昇しましたが、その後は112.85-113.00での揉み合いとなり、23:40に112.78まで下落した後は米長期金利の上昇と共に上げ出して01:15には113.28まで上昇しました。
そこから一旦113.06まで押し戻されましたが、再び上げて113.15-30での揉み合いが続き、113.20でNYクローズとなりました。