東京市場ザラバ~中間選挙控えて方向感なし~(2018年11月5日)

 

2018年11月5日

・先週金曜日のNY株は朝方は東京時間にブルームバーグの報道による貿易摩擦を巡って米中の交渉が進展しているとの観測からダウは一時$200超の上昇となりましたが、雇用統計の良好な結果を受けて米長期金利が上昇を嫌気した売りやカドロー米国家経済会議(NEC)委員長がCNBCテレビとのインタビューでトランプ政権が当局に対中貿易協定案の策定を指示した事実はないと明言したことで逆にマイナス$300近く下落しました。
しかし03:30にトランプ大統領が「米国は貿易問題で中国と合意するだろう」と発言したことで下げ幅を縮めてダウは$109安、ナスは1.04%安で引けました。

・本日の日経は先週金曜日終値22,243.66よりも241.19円安い22,022.47で寄り付き、前場は概ね21,900-22,000での方向感のない揉み合いが続き、後場になると21,880-980での揉み合いがひたすら続き、引け前に小幅下げて21,898.99(-344.67)で引け、先週金曜日の上昇分を打ち消してしまいました。

 

 

日経先物
21,910で寄り付き、前場は21,900-22,00での揉み合いが続き、10:45に21,860まで下げ、11:15に22,050まで上げる場面がありましたが、その後は21,930近辺でのこう着となりました。
後場になると21,880-980での揉み合いがひたすら続き、14:50から小幅下げて21,870(-360)▼1.62%で引けました。
現物は21,898.99(-344.67)▼1.55%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値930.95よりも3.84ポイント安い927.11で寄り付き、直後からジリ上げとなって10:15に954まで上昇した後は小幅押し戻されて10:45に945まで下げました。
その後は950近辺でのこう着が続いた後13:50から小幅下げて946-950での小動きとなって、946.38(+15.43)△1.66%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は16:00の113.10から下げ出して18:40に112.72まで下落し、そこから戻して21:30の雇用統計の時は112.81でした。
発表直後に112.81から113.02まで上昇しましたが、その後は112.85-113.00での揉み合いとなり、23:40に112.78まで下落した後は米長期金利の上昇と共に上げ出して01:15には113.28まで上昇しました。
そこから一旦113.06まで押し戻されましたが、再び上げて113.15-30での揉み合いが続き、113.20でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は113.14で始まり、113.10-25での小動きがひたすら続き、14:40に113.29まで小幅上げて113.25で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値2,676.48よりも11.05ポイント安い2,665.43で寄り付き、前場は下げ基調が続いてマイナス1.3%まで下落し、後場になるとジリジリとした戻りが続いて、2,665.43(-11.05)▼0.41%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,270.83(-109.91)
NASDAQ     7,356.99(-77.06)
・先週金曜日のNY株は朝方は東京時間にブルームバーグの報道による貿易摩擦を巡って米中の交渉が進展しているとの観測からダウは一時$200超の上昇となりましたが、雇用統計の良好な結果を受けて米長期金利が上昇するにつれて売りがかさんで逆にマイナス$300近く下落しました。
03:30にトランプ大統領が「米国は貿易問題で中国と合意するだろう」と発言したことで下げ幅を縮めてダウは$109安、ナスは1.04%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足