東京市場ザラバ~権利付き最終売買日は70円高~(2018年9月25日)

 

2018年9月25日

・昨日のダウは9/24にトランプ政権が中国からの2000億ドル相当の輸入品に対して10%の追加関税を課す第3弾の制裁関税措置を発動し、それに対抗して中国は600億ドル相当の米国製品に5-10%の追加関税を課す報復措置を発動し、「米国は経済的などう喝を続けている」と強く反発して今週再開されるはずだった閣僚級の貿易協議を拒否しました。
またロシアによる米大統領選介入疑惑の捜査を統括するローゼンスタイン米司法副長官の辞任観測を報じたことで政治的混乱への懸念も売り要因となりダウは$181安となりました。
一方ナスはアップルやフェイスブックなどが買われたため0.08%高で引けました。

・9月末の権利付き最終売買日となる本日の日経は先週金曜日終値23,869.93よりも11.92円高い23,881.85で寄り付き、直後から下げ出して61円安の23,808まで下げましたが、そこからは反転すると10時前には72円高の23,941まで上昇しました。
その後は小幅高水準の23,900近辺での小動きが続き、引け直前に一段高となって23,950まで上昇し、23,940.26(+70.33)で引けました。

 

 

日経先物
23,680で寄り付き9:15に23,650まで下げましたが、そこから反転すると9:45の23,780まで上昇が続きました。
その後は押し戻されて10:15に23,710まで下落し、先週金曜日終値23,750を挟んだ小動きがひたすら続きました。
14:40から一段高となって15:00に23,800まで上昇しましたが、引けにかけて押し戻されて23,740(-10)▼0.04%で引けました。
現物は23,940.26(+70.33)△0.29%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,040.43よりも0.21ポイント高い1,040.64で寄り付き、しばらく1,040で揉み合った後9:30から上げ出して9:45には1,048まで上昇しました。
そこからは1,045近辺でこう着が続き、後場になると再び上げ出して12:40には1,052まで上昇しました。 その後は1,050近辺でのこう着が続いて、1,048.68(+8.25)△0.79%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は祝日で休場だった東京時間は112.45-65での小動きが続き、欧州時間に入ると18:30に112.70まで上昇しました。
NYタイムに入るとダウが下げ幅を広げる軟調な展開だったため23:40には112.43まで下落しましたが、その後は上昇基調が続いて05:40には112.83まで上昇し、112.80でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると112.80近辺で小動きの後9:30から上げ出して9:50には112.97まで上昇しました。
そこからは112.80-95での小動きがひたすら続いて、112.85で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
9/24にトランプ政権が中国からの2000億ドル相当の輸入品に対して10%の追加関税を課す第3弾の制裁関税措置を発動し、また中秋節で休場でした。
本日は先週金曜日終値2,797.48よりも22.41ポイント安い2,775.07で寄り付き、終日マイナス0.3-0.9%で上下を繰り返し、2,781.14(-16.35)▼0.58%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  26,562.05(-181.45)
NASDAQ  7,993.25(+6.29)
・昨日のダウは9/24にトランプ政権が中国からの2000億ドル相当の輸入品に対して10%の追加関税を課す第3弾の制裁関税措置を発動し、それに対抗して中国は600億ドル相当の米国製品に5-10%の追加関税を課す報復措置を発動し、「米国は経済的などう喝を続けている」と強く反発して今週再開されるはずだった閣僚級の貿易協議を拒否しました。
またロシアによる米大統領選介入疑惑の捜査を統括するローゼンスタイン米司法副長官の辞任観測を報じたことで政治的混乱への懸念も売り要因となりダウは$181安となりました。
一方ナスはアップルやフェイスブックなどが買われたため0.08%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足