2018年9月7日
・昨日のNY株はカナダとの北米自由貿易協定（NAFTA）再交渉協議の先行きが不透明なことや対中追加関税の発動が迫っていることで一時$94安まで下落しましたが、ニューヨーク連銀・ウィリアムズ総裁の「米経済は力強く雇用拡大も順調だが、インフレ圧力が弱いため利上げをさらに急ぐ必要はない」との発言で利上げペースの鈍化への期待から買われてS20高で引けました。
一方ナスは業界幹部が需要や価格の先行きに慎重な見方を示した半導体セクターや規制強化の噂でフェイスブックやツイッターも前日に続いて売り込まれたため0.91%安となりました。
・本日の日経は早朝05：00にCNBCの「トランプ米大統領は次に日本との貿易戦争になることを示唆した」との報道があり前日終値22,487.94よりも136.10円安い22,351.84で寄り付き、直後から下げが続いて10時過ぎには277円安の22,210まで下落しました。 そこからは戻して22,260-310で揉み合っていましたが、昼休み中に日経先物が下げたため後場は22,229で寄り付き315円安の22,172まで下落しました。 その後はジリジリとしたリバが続いて14時には22,320まで戻し、22,307.06（-180.88）で引けました。
日経先物
22,330で寄り付き、9：00に22,360まで上げた後から下げ出して10：15には22,200まで下落しました。
そこから10：30から始まった上海株が上昇していたことで10：55に22,320まで戻し、22,240-270で揉み合っていましたが、12：25から再び下げ出して12：35には22,180まで下落しました。
その後は戻りが続いて14：05には22,320まで上昇し、22,300近辺での小動きが続いて現物が引けた15：00から急伸して22,380まで上昇し、22,380（-100）▼0.44％で引けました。
現物は22,307.06（-180.88）▼0.80％でした。
左：日経先物－5分足 右：日経先物－日足
マザーズ
前日終値1,009.95よりも7.91ポイント安い1,002.04で寄り付き、1,000を挟んで揉み合った後9：20から一段安となって9：35に993まで下落しました。
そこからしばらく993-997で小動きの後、10：30からジリジリと戻して12：50には1,007まで上昇し、その後は1,007-9でのこう着が続いて、1,008.62（-1.33）▼0.13％で引けました。
左：マザーズ－5分足 右：マザーズ－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間序盤は111.25-40で小動きでしたが、21：15の8月ADP全米雇用報告が予想を下回ったためドル売りと円買いの流れとなり01：30の110.70まで下げ続けました。
その後はジリジリと戻して04：20には110.95まで上げましたが、05：00にCNBCの「トランプ米大統領は次に日本との貿易戦争になることを示唆した」との報道で110.51まで急落し、110.71でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると110.70近辺で小動きが続いた後、8：20から下げ出して9：00には110.38まで下落しました。
その後は戻して110.50-65での小動きがひたすら続き、110.58で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。
左：日本国債先物－5分足 右：日本国債先物－日足
上海総合指数
前日終値2,691.59よりも5.09ポイント高い2,696.68で寄り付き、直後から上げ出してプラス1.3%まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて前引けにはマイテンしました。
その後は小幅高で推移し、2,702.30（+10.71）△0.40％で引けました。
左：上海総合指数－1分足 右：上海総合指数－日足
昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 25,995.87(+20.88)
ＮＡＳＤＡＱ 7,922.73(-72.45)
・昨日のNY株はカナダとの北米自由貿易協定（NAFTA）再交渉協議の先行きが不透明なことや対中追加関税の発動が迫っていることで一時$94安まで下落しましたが、ニューヨーク連銀・ウィリアムズ総裁の「米経済は力強く雇用拡大も順調だが、インフレ圧力が弱いため利上げをさらに急ぐ必要はない」との発言で利上げペースの鈍化への期待から買われてS20高で引けました。
一方ナスは業界幹部が需要や価格の先行きに慎重な見方を示した半導体セクターや規制強化の噂でフェイスブックやツイッターも前日に続いて売り込まれたため0.91%安となりました。
左：DOW－日足 右：NASDAQ－日足
