昨日のNY市場(2018年9月7日)

NY DOW    25,995.87(+20.88)
NASDAQ     7,922.73(-72.45)
CME(円建)  22,405
日経先物(夜間) 22,400

・昨日のNY株はカナダとの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉協議の先行きが不透明なことや対中追加関税の発動が迫っていることで一時$94安まで下落しましたが、ニューヨーク連銀・ウィリアムズ総裁の「米経済は力強く雇用拡大も順調だが、インフレ圧力が弱いため利上げをさらに急ぐ必要はない」との発言で利上げペースの鈍化への期待から買われてS20高で引けました。
一方ナスは業界幹部が需要や価格の先行きに慎重な見方を示した半導体セクターや規制強化の噂でフェイスブックやツイッターも前日に続いて売り込まれたため0.91%安となりました。

・昨日のドル円は欧州時間序盤は111.25-40で小動きでしたが、21:15の8月ADP全米雇用報告が予想を下回ったためドル売りと円買いの流れとなり01:30の110.70まで下げ続けました。
その後はジリジリと戻して04:20には110.95まで上げましたが、05:00にCNBCの「トランプ米大統領は次に日本との貿易戦争になることを示唆した」との報道で110.51まで急落し、110.71でNYクローズとなりました。