東京市場ザラバ~NY株高を好感して197円高~(2018年8月27日)

 

2018年8月27日

・先週金曜日のNY株はパウエル議長がジャクソンホール会議で米経済の堅調さを述べるとともに、緩やかな利上げを継続する方針を示す内容だったため幅広い銘柄が買われ、ダウは$133高で引け、ナスは0.86%高で7/25以来の史上最高値を更新しました。

・本日の日経は先週金曜日終値22,601.77よりも91.92円高い22,693.69で寄り付き、前場は上昇基調が続いて11時過ぎには212円高の22,813まで上昇しました。
後場に入ると22,800を挟んだ揉み合いが続き、14時過ぎには237円高の22,838まで上昇し、22,799.64(+197.87)で引けました。

 

 

日経先物
22,670で寄り付き、直後から上昇して22,710-740で揉み合った後、10:20から再び上げ出して10:45には210円高の22,800まで上昇しました。
そこから押し戻されて11:35には22,730まで下げましたが、再度ジリジリと上げ出して12:45に22,800まで上昇し、22,770-800で揉み合った後14:00には240円高の22,830まで上昇しました。
その後は22,800近辺での小動きが続き、引け前に小幅下げて22,770(+180)△0.80%で引けました。
現物は22,799.64(+197.87)△0.88%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値994.60よりも8.22ポイント高い1,002.82で1,000ポイントを回復して寄り付き、直後から上げ出して9:30には1,019まで上昇しました。
そこから前場は1,015近辺での小動きが続きましたが、後場に入ると再び上げ出して13:55には1,024まで上昇し、1,024.23(+29.63)△2.98%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間は111.30-45で上下していましたが、23:00から始まったジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演で「強い経済が続くと予想する十分な根拠がある」「過熱リスクは高まっていないとみる」 「成長が堅調に続けば漸進的な利上げは適切」など利上げに前向きながらも、「インフレが2%を超えて過熱するリスクは見えない」との発言が伝わると111.44から111.13まで急落しました。
その後はNY株式市場が堅調に推移していましたが、米長期金利の低下を受けてドルが重い展開となり、またトランプ米大統領が来週予定されていたポンペオ国務長官の訪朝を急きょ中止すると02:30には111.10まで下落し、そこからは小幅戻して111.25でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は111.28で始まり8:50に111.34まで上昇しましたが、そこからは急速に押し戻されて10:10には111.18まで下落しました。
そこからは戻して10:40に111.25まで上げましたが、11:10から早いペースで下げ出して11:40には110.93まで下落しました。
その後はリバって14:00に111.13まで戻しましたが、再び押し戻されて111.02で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値2,729.43よりも6.89ポイント安い2,736.32で寄り付き、しばらくプラス0.6-1.0%で上下した後、前場後半から一段高となって後場はプラス1.8%近辺での小動きが続き、2,780.90(+51.47)△1.89%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,790.35(+133.37)
NASDAQ     7,945.98(+67.52)
・先週金曜日のNY株はパウエル議長がジャクソンホール会議で米経済の堅調さを述べるとともに、緩やかな利上げを継続する方針を示す内容だったため幅広い銘柄が買われ、ダウは$133高で引け、ナスは0.86%高で7/25以来の史上最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足