東京市場ザラバ~米株・上海株の上昇を好感して264円高~(2018年7月9日)

 

2018年7月9日

・先週金曜日のNY株は6月雇用統計で非農業部門就業者数が予想19.5万人増を上回る21.3万人増の好結果となり、平均時給が予想+0.3%に対して結果+0.2%となり伸びが鈍化したためFRBは緩やかな利上げペースを維持するとの見方も広がりダウは一時160超の上昇となりました。
また米中の制裁関税合戦は売り材料にはならずダウは$99高、ナスは1.34%の大幅高で引けました。

・本日の日経は先週金曜日終値21,788.14よりも50.39円高い21,838.53で寄り付き、直後から早いペースで上げ出して9時半には22,000を突破して22,008まで上昇しました。
そこからは22,000を挟んで揉み合いが続いていましたが、11時前から再び上げ出して301円高の22,089まで上昇しました。
後場になると22,070-100での揉み合いとなり13時過ぎには317円高の22,105まで上昇し、14時からは22,070近辺でのこう着が続いて22,052.18(+264.04)で引けました。

 

★雇用統計後の動きは、米雇用統計発表後のNY市場の動き(2018年7月7日)の記事に詳しく書いています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

日経先物
21,850で寄り付き、9:00から上げ出して9:35には21,950まで上昇し、21,930-980で揉み合いとなりました。
10:15に22,010まで上昇した後すぐに押し戻されて21,930まで下落しましたが、そこから再び上げ出して11:10には22,060まで上昇しました。
そこからは22,040近辺でこう着が続いた後、後場に入ると12:35に280円高の22,080まで上昇し、その後は22,000-60での揉み合いとなって、22,070(+270)△1.24%で引けました。
現物は22,052.18(+264.04)△1.21%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,025.24よりも6.87ポイント高い1,032.11で寄り付き、前場は1,030-40での小動きが続きましたが、後場に入ると一段高となって13:10に1,052まで上昇し、その後は1,050近辺でのこう着が続いて、1,048.63(+23.39)△2.28%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は6月雇用統計で非農業部門雇用者数は予想を上回りましたが、失業率と平均時給が予想を下回ったため米長期金利の低下と共に下げ出して23:00には110.37まで下落しました。
その後は110.40-55での小動きが続いて110.47でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は110.40で始まり、110.35-50での小動きがひたすら続いて、110.44で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値2,747.23よりも5.22ポイント高い2,752.45で寄り付き、終日上昇基調が続いて2,815.11(+67.88)△2.47%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,456.48(+99.74)
NASDAQ     7,688.39(+101.96)
・先週金曜日のNY株は6月雇用統計で非農業部門就業者数が予想19.5万人増を上回る21.3万人増の好結果となり、平均時給が予想+0.3%に対して結果+0.2%となり伸びが鈍化したためFRBは緩やかな利上げペースを維持するとの見方も広がりダウは一時160超の上昇となりました。
また米中の制裁関税合戦は売り材料にはならずダウは$99高、ナスは1.34%の大幅高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足