先週金曜日のNY市場(2018年5月28日)

NY DOW    24,753.09(-58.67)
NASDAQ     7,433.85(+9.42)
CME(円建)  22,345
日経先物(夜間) 22,350

・先週金曜日のNY株はロシアのエネルギー相とサウジアラビアのエネルギー産業鉱物資源相が現在の産油制限を緩める用意があると表明したことで原油先物価格が前日比$2.8近く下落したためエネルギーセクターが売られたことや、3連休を控えて積極的な売買が手控えられたことでダウは軟調な展開となり$58安で引け、ナスは0.13%でした。

・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は109.30-60で上下していましたが、「スペイン野党がラホイ首相への不信任動議を準備している」との報道でリスク回避の円買いとなり22:10には109.12まで下落しました。
その後22:20にトランプ大統領が「(北朝鮮との)6月12日首脳会談の実現の可能性はまだある」との発言があり、ジリジリとした上昇基調が続いて109.44でNYクローズとなりました。

 米国と北朝鮮は日本時間5/27に、いったん中止を決めた首脳会談実現の前提となる「完全な非核化」を巡る協議を始め、トランプ大統領は首脳会談について「6月12日にシンガポールで開くことを視野に入れている。それは変わっていない」と表明しました。