昨日のNY市場(2018年5月24日)

NY DOW    24,886.81(+52.40)
NASDAQ     7,425.96(+47.50)
CME(円建)  22,620
日経先物(夜間) 22,620

・昨日のNY株は午前は米中貿易摩擦解消に向けた閣僚級協議の不透明感から売られてマイナス圏で推移していましたが、03:00のFOMC議事要旨で、一部の参加者が「インフレ率が2%を一時的に上回っても『2%前後』とする物価目標に矛盾しない」との内容からFRBは利上げペースを緩やかにとどめるとの安心感から急速に買われてプラス圏に浮上し、ダウは$52高、ナスは0.64%高で引けました。

・昨日のドル円は欧州時間序盤は東京時間からの円買いの流れを引き継いで16:00の110.32から18:50には109.55まで急速に下落しました。
その後は反転してジリジリと戻して03:00には110.32まで上昇し、03:00のFOMC議事要旨で「大半のメンバーが速やかに次の利上げを行うことが適切と指摘」「緩やかなインフレの行き過ぎは有用と認識」との内容で利上げペースが上がらないとの見方から米長期金利が低下し、ドル円もジリ下げとなって110.06でNYクローズとなりました。