昨日のNY市場(2018年2月22日)

NY DOW    24,797.78(-166.97)
NASDAQ     7,218.23(-16.08)
CME(円建)  21,855
日経先物(夜間) 21,970

・昨日のNY株は前日の下落の反動からプラス圏で堅調な推移が続き、FOMC議事要旨で大半の参加者が「さらなる緩やかな利上げが適切」として、追加利上げに前向きな姿勢を示したことで上げ出してダウは一時$300超の上昇となりました。
しかし米10年債利回りが売られて金利が2014年1月以来の約4年1カ月ぶりの水準となる2.95%まで上昇したため引けにかけて急落し、ダウは$166安、ナスは0.22%安で引けました。

・昨日のドル円はFOMC議事要旨を控えて欧州時間から107.30-70で方向感なく上下し、04:00のFOMC議事要旨発表の時は107.70でした。
議事要旨で「最近の経済見通しの強さがさらなる段階的な利上げの可能性を高めたと多くのメンバーが支持」「インフレが目標に達しないリスクがかなり高いと一部メンバーが指摘」などの見解が示され、発表直後に107.70から107.28まで急落しましたが、米10年債利回りが急伸したためドル買いの流れとなり05:10には107.89まで上昇し、107.73でNYクローズとなりました。