東京市場ザラバ~低空飛行~(2018年2月22日)

 

2018年2月22日

・昨日のNY株は前日の下落の反動からプラス圏で堅調な推移が続き、FOMC議事要旨で大半の参加者が「さらなる緩やかな利上げが適切」として、追加利上げに前向きな姿勢を示したことで上げ出してダウは一時$300超の上昇となりました。
しかし米10年債利回りが売られて金利が2014年1月以来の約4年1カ月ぶりの水準となる2.95%まで上昇したため引けにかけて急落し、ダウは$166安、ナスは0.22%安で引けました。

・本日の日経は前日終値21,970.81よりも180.93円安い21,789.88で寄り付き、リバを挟みながらの下げが続いて10時半には344円安の21,626まで下落しました。
そこからは戻して21,700を挟んだ狭いレンジの上下がひたすら続いて、21,736.44(-234.37)で引けました。

 

 

日経先物
21,810で寄り付き、直後から下げ出して10:30の21,590まで小リバを挟みながら下げ続けました。
そこからは戻して21,700を挟んだ上下となり、12:40に21,760まで上昇、13:40に21,640まで下落しましたが、どちらもすぐに戻して再び21,700近辺での上下が続いて、21,660(-310)▼1.41%で引けました。
現物は21,736.44(-234.37)▼1.07%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,219.70よりも3.64ポイント安い1,216.06で寄り付き、しばらく1,212-19で小動きの後10:05から下げ出して10:25には1,196まで下落しました。
そこからはリバって1,202-08での小動きがひたすら続いて、1,206.31(-13.39)▼1.10%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円はFOMC議事要旨を控えて欧州時間から107.30-70で方向感なく上下し、04:00のFOMC議事要旨発表の時は107.70でした。
議事要旨で「最近の経済見通しの強さがさらなる段階的な利上げの可能性を高めたと多くのメンバーが支持」「インフレが目標に達しないリスクがかなり高いと一部メンバーが指摘」などの見解が示され、発表直後に107.70から107.28まで急落しましたが、米10年債利回りが急伸したためドル買いの流れとなり05:10には107.89まで上昇し、107.73でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると107.55-75で小動きでしたが、9:50から下げ出して10:30には107.14まで下落しました。
その後はジリジリと戻して107.46で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
春節前の2/14(水)終値3,199.16よりも38.41ポイント高い3,237.57で寄り付き、終日堅調な推移が続き、3,268.56(+69.40)△2.17%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,797.78(-166.97)
NASDAQ     7,218.23(-16.08)
・昨日のNY株は前日の下落の反動からプラス圏で堅調な推移が続き、FOMC議事要旨で大半の参加者が「さらなる緩やかな利上げが適切」として、追加利上げに前向きな姿勢を示したことで上げ出してダウは一時$300超の上昇となりました。
しかし米10年債利回りが売られて金利が2014年1月以来の約4年1カ月ぶりの水準となる2.95%まで上昇したため引けにかけて急落し、ダウは$166安、ナスは0.22%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足