先週金曜日のNY市場(2018年2月5日)

NY DOW    25,520.96(-665.75)
NASDAQ     7,240.95(-144.92)
CME(円建)  22,960
日経先物(夜間) 23,040

・先週金曜日のNY株は雇用統計の結果が非農業部門雇用者数が予想18.0万人増に対して20.0万人増、失業率は予想・結果共に4.1%、平均時給は予想0.2%に対して0.3%で良好な結果となり、発表直後に債権が売られて一時2.85%まで金利が急騰し、ドル買い・株売りの流れとなって朝方から売りが売りを呼んで下げ幅を広げる展開となりました。
また原油安とハイテク売りも加わってシェブロンは5.6%安、エクソンは5.1%安、アップルは4.3%安、アルファベットは5.3%の大きく下落し、ダウは$665安、ナスは1.96%安の暴落となりました。

・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤はジリジリとした上げが続いて16:00の109.61から19:20には109.91まで上昇し、そこからは109.90近辺でのこう着が続いて22:30の雇用統計の時は109.85でした。
発表直後に109.85から110.33まで48pips急伸した後も上昇基調となって00:50には110.47まで上昇しました。
その後はNY株が下げ幅を拡大していたためリスク回避の円買いとなって03:00には110.01まで押し戻され、110.05-35での揉み合いが続き、110.16でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計後の動きは、米雇用統計発表後のNY市場の動き(2018年2月3日)の記事に詳しく書いています。
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