東京市場ザラバ~ダウ$665安、日経592円安で世界同時株価~(2018年2月5日)

 

2018年2月5日

・先週金曜日のNY株は雇用統計の結果が非農業部門雇用者数が予想18.0万人増に対して20.0万人増、失業率は予想・結果共に4.1%、平均時給は予想0.2%に対して0.3%で良好な結果となり、発表直後に債権が売られて一時2.85%まで金利が急騰し、ドル買い・株売りの流れとなって朝方から売りが売りを呼んで下げ幅を広げる展開となりました。
また原油安とハイテク売りも加わってシェブロンは5.6%安、エクソンは5.1%安、アップルは4.3%安、アルファベットは5.3%の大きく下落し、ダウは$665安、ナスは1.96%安の暴落となりました。

・本日の日経は前日終値23,274.53より353.37円もの大幅安の22,921.16で寄り付き、直後から早いペースで下げ出して22,722まで下落し、そこから一旦リバって9時半に22,847まで上昇しました。
しかしそこからはリバを叩かれる形でのジリ下げが続いて11時には600円安の22,674まで下落し、昼休み中に日経先物が一段安となったため後場は22,673で寄り付き、22,700近辺での揉み合いが続く中、13時には615円安の22,659まで下落しました。
その後は再び22,700近辺で小動きの後、14時半前に22,792まで戻しましたが、そこからは再びジリジリと売られて22,682.08(-592.45)▼2.55%で引けました。

 

 

日経先物
先週金曜日の引値23,320よりも540円安い22,780で寄り付き、9:05に22,840まで上げましたが、そこからはリバをことごとく叩かれる下げが続いて11:45には760円安となる22,560まで下落しました。
その後は戻して22,630-710での揉み合いが続き、13:30から小幅上げて14:20に22,770まで上昇しましたが、そこからは再度ジリ下げが続いて、22,650(-670)▼2.87%で引けました。
現物は22,682.08(-592.45)▼2.55%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,324.80よりも25.92ポイント安い1,298.88で寄り付き、直後に1,281まで急落した後、一旦リバって9:25には1,297まで上昇しましたが、そこからはジリジリと押し戻されて11:00には1,278まで下落しました。
後場になると1,280を挟んだ小動きが続いた後、13:20からジリジリと上げ出して14:20には1,294まで戻しましたが、その後は再び押し戻されて1,288.78(-36.02)▼2.72%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤はジリジリとした上げが続いて16:00の109.61から19:20には109.91まで上昇し、そこからは109.90近辺でのこう着が続いて22:30の雇用統計の時は109.85でした。
発表直後に109.85から110.33まで48pips急伸した後も上昇基調となって00:50には110.47まで上昇しました。
その後はNY株が下げ幅を拡大していたためリスク回避の円買いとなって03:00には110.01まで押し戻され、110.05-35での揉み合いが続き、110.16でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は110.17で始まり、7:30に110.28まで上昇しましたが、そこからは早いペースで下げ出して10:10には109.78まで下落しました。
その後はジリジリとした上げが続いて14:20には110.08まで上昇しましたが、そこからは再び押し戻されて109.96で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,462.08よりも50.41ポイント安い3,411.67で寄り付き、すぐに上げ出してマイナス0.2-0.6%で推移し、後場になるとプラテンしてプラス0.2-0.8%での推移となり、3,487.50(+25.42)△0.73%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,520.96(-665.75)
NASDAQ     7,240.95(-144.92)
・先週金曜日のNY株は雇用統計の結果が非農業部門雇用者数が予想18.0万人増に対して20.0万人増、失業率は予想・結果共に4.1%、平均時給は予想0.2%に対して0.3%で良好な結果となり、発表直後に債権が売られて一時2.85%まで金利が急騰し、ドル買い・株売りの流れとなって朝方から売りが売りを呼んで下げ幅を広げる展開となりました。
また原油安とハイテク売りも加わってシェブロンは5.6%安、エクソンは5.1%安、アップルは4.3%安、アルファベットは5.3%の大きく下落し、ダウは$665安、ナスは1.96%安の暴落となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足