昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年12月15日)

NY DOW    24,508.66(-76.77)
NASDAQ     6,856.53(-19.27)
CME(円建)  22,560
日経先物(夜間) 22,530

・昨日のNY株は午前は11月小売売上高が好結果だったため堅調に推移してダウは一時$90近く上昇しましたが、午後になると利益確定の売りで徐々に値を消し、更にルビオ上院議員ら共和党の一部議員が現状の税制改革法案には賛成票を投じないとの報道で一段安となり、ダウは$76安、ナスは0.28%安で引けました。
・昨日のドル円は18:00に112.88まで上昇した後はジリ下げが続いて22:20には112.56まで下落し、22:30の11月小売売上高が予想を上回る結果だったため直後に112.83まで上昇しました。
その後112.60-80で上下していましたが、NY株がマイナスに転じて軟調な展開になると早いペースで下げ出して04:30には112.05まで下落し、そこからは小幅戻して112.39でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り751万株、買い878万株 差引き127万株の買い越し。
金額ベース(5社)は24億円の売り越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:鉄鋼、機械、電機など
買い:化学、薬品、サービス、REITなど
売り買い交錯:通信など
との観測。