昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年11月28日)

NY DOW    23,580.78(+22.79)
NASDAQ     6,878.52(-10.64)
CME(円建)  22,470
日経先物(夜間) 22,480

・昨日のNY株は感謝祭とその翌日のブラックフライデー、サイバーマンデーのオンライン小売売上高が過去最高を記録したため小売セクターが買われたことや10月新築住宅販売件数が10年ぶりの高水準となる好結果だったためホームデポなど住宅関連セクターが買われました。
しかしロシアなど非加盟産油国との協調減産延長についての不透明感から原油価格が下落したためエネルギーセクターが売られ、ダウは小幅高水準での推移が終日続いて$22高となりました。
ナスはアジア市場で韓国サムスン電子株の急落を受けて半導体セクターが売られたため軟調な展開となり0.15%安で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間は下落基調となり16:00の111.42から23:00には110.87まで下落しました。
23:40から急速にリバって00:20には111.25まで戻しましたが、「政府は北朝鮮の弾道ミサイルの発射準備とみられる信号を感知し、警戒を強めている」との報道で急落して01:30には110.84まで下落しました。
その後は小幅戻して111.00-15での小動きが続き、111.07でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り430万株、買い780万株 差引き350万株の買い越し。
金額ベース(5社)は35億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券も買い越し。
売り:金属製品、機械、精密、証券など
買い:化学、電機、陸運など
売り買い交錯:銀行、通信など
との観測。