昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年10月31日)

NY DOW    23,348.74(-85.45)
NASDAQ     6,698.96(-2.30)
CME(円建)  21,895
日経先物(夜間) 21,910

・昨日のNY株はブルームバーグが現行35%の税率を来年から3%ずつ引き下げて、目標の税率20%が実現するのは2022年にずれ込むとの報道でダウは急落して一時$100超の下落となり、またロシアゲート問題で大統領選でトランプ陣営の選対本部議長だったマナフォート氏を起訴したことも上値を抑えることとなり、$85安で引けました。
ナスは終日前日終値近辺での小動きが続いて0.03%安でした。
・昨日のドル円は欧州時間は113.50-75で上下していましたが、「米下院は法人税率引き下げで5年間の段階的導入を検討」との報道でNYが急落したことでドル円も01:30の113.01まで急落しました。
その後は113.10-20での小動きが続いて113.17でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り920万株、買い410万株 差引き510万株の売り越し。
金額ベース(5社)は売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:ゴム、鉄鋼、自動車、保険、サービス、通信など
買い:精密、小売、REITなど
売り買い交錯:電機など
との観測。

本日は日銀金融政策決定会合の結果発表があります。