2017年10月31日

・昨日のNY株はブルームバーグが現行35%の税率を来年から3%ずつ引き下げて、目標の税率20%が実現するのは2022年にずれ込むとの報道でダウは急落して一時$100超の下落となり、またロシアゲート問題で大統領選でトランプ陣営の選対本部議長だったマナフォート氏を起訴したことも上値を抑えることとなり、$85安で引けました。
ナスは終日前日終値近辺での小動きが続いて0.03%安でした。

・本日の日経は前日終値22,011.67よりも114.38円安い21,897.29で寄り付き、直後に下げて21,840まで下落した後は21,850近辺で揉み合いがしばらく続いていましたが、9時半過ぎからはジリジリと上げて11時前には21,945まで上昇しました。
昼休み中の12：06に日銀金融政策決定会合の現状維持との結果が発表されると日経先物が一段高となったため後場は21,968で寄り付きました。
そこからはジリジリと上昇して14時前にプラテンして22,020まで上昇し、その後は前日終値を挟んだ小動きとなり、下げ幅を縮めた22,011.61（-0.06）で引けました。

 

日銀金融政策決定会合の結果
12:05　現状維持

 

 

 

日経先物
21,910で寄り付き、9:00に21,840まで下げた後は21,860近辺での揉み合いとなりました。
しかし9：35から上げ出して11：00には21,960まで上昇し、21,940近辺で揉み合いのまま日銀決定会合を待つ形となりました。
12：05に現状維持の発表があり、直後に21,980まで上昇し、その後21,940-970で揉み合った後13：25から再び上げ出して13：55にはプラテンして22,030まで上昇しました。
その後は小幅押し戻されて21,980-22,020での小動きが続いていましたが、現物が引けてから21,970まで下落し、引け直前に下に飛んで21,950（-70）▼0.32％で引けました。
現物は22,011.61（-0.06）000％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値1,129.14よりも3.54ポイント高い1,125.60で寄り付き、直後から下げ出して9：25に1,119まで下落しましたが、そこからは反転してジリ上げとなり10：40に1,127まで上昇した後は1,127近辺でのこう着となりました。
後場になるとプラテンして1,130-33でのこう着がひたすら続き、引けにかけて小幅上げて1,134.03（+4.89）△0.43％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間は113.50-75で上下していましたが、「米下院は法人税率引き下げで5年間の段階的導入を検討」との報道でNYが急落したことでドル円も01：30の113.01まで急落しました。
その後は次期FRB議長にパウエルFRB理事を指名の公算大との報道もドルの重しとなり、113.10-20での小動きが続いて113.17でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると113.05-20で小動きでしたが、8：50に一段安となって9：00には112.98まで下落しました。
そこからは113.00-20での方向感のない上下が続き、12：05に日銀決定会合で現状維持の結果発表直後に113.27まで上昇しました。
しかしすぐに押し戻されて113.15-20でのこう着がひたすら続いて、113.14で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値3,390.34よりも9.34ポイント安い3,381.00で寄り付きから小幅安で推移していましたが、後場半ばになるとプラテンして、3,393.34（+3.00）△0.09％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　23,348.74(-85.45)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 6,698.96(-2.30)
・昨日のNY株はブルームバーグが現行35%の税率を来年から3%ずつ引き下げて、目標の税率20%が実現するのは2022年にずれ込むとの報道でダウは急落して一時$100超の下落となり、またロシアゲート問題で大統領選でトランプ陣営の選対本部議長だったマナフォート氏を起訴したことも上値を抑えることとなり、$85安で引けました。
ナスは終日前日終値近辺での小動きが続いて0.03%安でした。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足