東京市場ザラバ~一時急落したものの、切り返して年初来高値更新~(2017年10月30日)

 

2017年10月30日

・先週金曜日のNY株は前日の引け後に好決算を発表したアルファベット、アマゾン、マイクロソフト、インテルが急騰し、ハイテク株全般が買われる展開となったため、ナスは朝方から上昇幅を拡大して2.20%高で史上最高値を更新しました。
一方ダウは7-9月期米GDP速報値が好結果でしたが反応は薄く、メルクやシェブロンが売り込まれたため小幅高水準での小動きが続き、$33高で引けました。

・本日の日経は先週金曜日終値22,008.45よりも39.50円高い22,047.95で寄り付き、22,050を挟んだ小動きが続いていましたが、10時半から始まった上海株が1.5%超の下落したことをきっかけに日経も急速に下げ出して11時過ぎには21,921まで下落しました。
昼休み中に日経先物が急速に戻したため後場はプラスの22,027で寄り付き、その後は先週金曜日終値22,008を挟んだ小動きがひたすら続いて、22,011.67(+3.22)で引けました。
東証一部売買代金はTOPIXリバランスの影響もあり4.03兆円もの活況商いでした。

 

 

日経先物
22,030で寄り付き、9:05に22,090まで上昇しましたがすぐに押し戻されて22,030-070での小動きが続きました。
しかし10:30から始まった上海株が急落したため日経先物は10:40から早いペースで下げ出して11:10には21,920まで下落しました。
そこからは反転して11:35には22,020まで戻して22,010-040での小動きとなりました。
12:50から再び下げ出して21,960まで下落した後は引けにかけて戻して、22,020(-30)▼0.14%で引けました。
現物は22,011.67(+3.22)△0.01%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,113.71よりも7.85ポイント高い1,121.56で寄り付き、9:15から上昇して1,126-31での小動きが続いていましたが、10時半過ぎから日経が急落したためマザーズ指数も下げ出して11:05には1,121まで下落しました。
その後は1,123-28での小動きがひたすら続き、14:40から小幅上げて1,129.14(+15.43)△1.39%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は16:40に114.31まで上昇しましたが、そこから急速な下げとなって17:40には113.91まで下落しました。
その後ジリ上げが続き、21:30の米GDP速報値が予想を上回る結果だったため直後に114.44まで急伸しましたが、すぐに押し戻されて22:30は113.96まで下落しました。
23:00に次期FRB議長人事で「トランプ大統領はパウエルFRB理事を指名する方向に傾いている」との報道で114.09から113.70まで急落しました。
その後リバって02:00に114.00まで戻りましたが、再び下げ基調となり05:30には113.63まで下落して113.69でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は113.68で始まり113.70-85での小動きが続いていましたが、10:30から下げ出して12:10には113.52まで下落しました。
その後は113.60近辺でのこう着が続いて、113.61で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,416.81よりも2.94ポイント安い3,413.87で寄り付き、直後から急落してマイナス1.7%近くまで下落し、その後はマイナス1.0%近辺での小動きとなって、3,390.34(-26.48)▼0.77%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    23,434.19(+33.33)
NASDAQ     6,701.26(+144.49)
・先週金曜日のNY株は前日の引け後に好決算を発表したアルファベット、アマゾン、マイクロソフト、インテルが急騰し、ハイテク株全般が買われる展開となったため、ナスは朝方から上昇幅を拡大して2.20%高で史上最高値を更新しました。
一方ダウは7-9月期米GDP速報値が好結果でしたが反応は薄く、メルクやシェブロンが売り込まれたため小幅高水準での小動きが続き、$33高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足