先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年10月30日)

NY DOW    23,434.19(+33.33)
NASDAQ     6,701.26(+144.49)
CME(円建)  22,050
日経先物(夜間) 22,030

・先週金曜日のNY株は前日の引け後に好決算を発表したアルファベット、アマゾン、マイクロソフト、インテルが急騰し、ハイテク株全般が買われる展開となったため、ナスは朝方から上昇幅を拡大して2.20%高で史上最高値を更新しました。
一方ダウは7-9月期米GDP速報値が好結果でしたが反応は薄く、メルクやシェブロンが売り込まれたため小幅高水準での小動きが続き、$33高で引けました。
・先週金曜日のドル円は16:40に114.31まで上昇しましたが、そこから急速な下げとなって17:40には113.91まで下落しました。
その後ジリ上げが続き、21:30の米GDP速報値が予想を上回る結果だったため直後に114.44まで急伸しましたが、すぐに押し戻されて22:30は113.96まで下落しました。
23:00に次期FRB議長人事で「トランプ大統領はパウエルFRB理事を指名する方向に傾いている」との報道で114.09から113.70まで急落しました。
その後リバって02:00に114.00まで戻りましたが、再び下げ基調となり05:30には113.63まで下落して113.69でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り680万株、買い850万株 差引き170万株の買い越し。
金額ベース(5社)は10億円の売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:精密、陸運、REITなど
買い:ゴム、機械など
売り買い交錯:電機、小売、サービスなど
との観測。