昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年9月21日)

NY DOW    22,412.59(+41.79)
NASDAQ     6,456.04(-5.28)
CME(円建)  20,285
日経先物(夜間) 20,270

・昨日のダウはFOMCで予想通り政策金利の据え置きと保有資産の10月からの縮小開始となり、「年内あと1回」の利上げの想定が維持されたことで金融セクターや資本財株などが買われ、発表直後にマイテンしました後はすぐに切り返して上昇して$41高で引け、9営業日続伸で7日連続史上最高値更新となりました。
またナスは終日マイナス圏で推移して0.08%安で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間はFOMCを控えて111.25-55での上下が続き、03:00のFOMC声明発表の時は111.32でした。 結果は市場予想通りの政策金利の据え置きと保有資産の10月からの縮小開始となり、発表直後に111.04まで急落した後すぐに反転して112.09まで急伸し、更に米直金利の上昇も加わって強いドル買いの流れとなって04:00には112.52まで上昇しました。
その後は押し戻されて05:20に112.08まで下落し、112.15でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り760万株、買い1,190万株 差引き430万株の買い越し。
金額ベース(5社)は64億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:鉄鋼、電機、銀行、証券など
買い:食品、陸運、REITなど
売り買い交錯:小売、通信など
との観測。