昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年9月14日)

NY DOW    22,158.18(+39.32)
NASDAQ     6,460.19(+0.09)
CME(円建)  19,745
日経先物(夜間) 19,750

・昨日のNY株は石油市場月報で世界の石油余剰が縮小し始めているとの見方が示されたことや週間在庫統計でガソリン在庫・留出油在庫が共に予想よりも減少したことで原油先物価格が上昇し、エネルギーセクターが買われて株価を下支えする展開となり、ダウは朝方はマイナスになる場面もありました、午後からは小幅高水準での小動きが続いて2日連続で史上最高値を更新しました。
・昨日のドル円は欧州時間は109.90-110.15で上下していましたが、「トランプ米大統領は法人税率15%を断固として主張している」との報道や、ライアン米下院議長の「9月25日の週に税制改革の草案を公表する」と発言でドル買いの流れとなり00:30には110.68まで上昇しました。
その後は02:00に110.36まで押し戻される場面もありましたが、すぐに戻してからは110.45-65で上下し、110.46でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り580万株、買い650万株 差引き70万株の買い越し。
金額ベース(5社)は16億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:機械、銀行、REITなど
買い:石油、電機、その他製品、サービス、通信など
売り買い交錯:食品、自動車など
との観測。