東京市場ザラバ~前場上昇して20,000接近、後場マイテン~(2017年9月14日)

 

2017年9月14日

・昨日のNY株は石油市場月報で世界の石油余剰が縮小し始めているとの見方が示されたことや週間在庫統計でガソリン在庫・留出油在庫が共に予想よりも減少したことで原油先物価格が上昇し、エネルギーセクターが買われて株価を下支えする展開となり、ダウは朝方はマイナスになる場面もありました、午後からは小幅高水準での小動きが続いて2日連続で史上最高値を更新しました。

・本日の日経は前日終値19,865.82よりも5.45円安い19,860.37で寄り付き、10時過ぎに19,918まで上昇して19,900近辺で揉み合っていましたが、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会の声明で「取るに足らない日本列島の4つの島を核爆弾で海中に沈めるべきだ。日本はもはや、われわれの近くに置いておく存在ではない」などの朝鮮中央通信の報道でドル円と共に下落して前引け前にマイテンしました。
昼休み中に日経先物が更に下落したため後場は19,842で寄り付き、その後はマイナス圏の19,800-850での小動きが続き、14時半過ぎには19,793まで下落し、19,807.44(-58.38)で引けました。

 

 

日経先物
19,710で寄り付き、19,700-740で揉み合った後9:55から一段高となって10:05には19,780まで上昇しました。
しかし11:00から下げ出して12:35にはマイテンして13:20には19,660まで下落しました。 その後は19,670近辺で小動きが続いていましたが、14:40に一段安となって19,650まで下落した後は19,650-680での揉み合いとなり、引け直前に戻して19,690(+-0)△▼0%で引けました。
現物は19,807.44(-58.38)▼0.29%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,053.48よりも1.71ポイント高い1,055.19で寄り付き、9:10に1,059まで上げた後は押し戻されて前日終値近辺で小動きとなりました。
しかし10:50から再び下げ出して12:35には1,037まで下落し、その後は1,040近辺での小動きが続いて1,037.57(-15.91)▼1.51%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は109.90-110.15で上下していましたが、「トランプ米大統領は法人税率15%を断固として主張している」との報道や、ライアン米下院議長の「9月25日の週に税制改革の草案を公表する」と発言でドル買いの流れとなり00:30には110.68まで上昇しました。
その後は02:00に110.36まで押し戻される場面もありましたが、すぐに戻してからは110.45-65で上下し、110.46でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると110.40-55で小動きの後、9:40から一段高となって10:40には110.73まで上昇しました。
しかしそこからは押し戻されて11:40には110.44まで下落し、その後は110.40-55での小動きが続いて、110.48で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,384.15よりも0.68ポイント安い3,383.47で寄り付き、前場は前日終値近辺で小動きでしたが、後場になると一段安となって、3,371.43(-12.72)▼0.38%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    22,158.18(+39.32)
NASDAQ     6,460.19(+0.09)
・昨日のNY株は石油市場月報で世界の石油余剰が縮小し始めているとの見方が示されたことや週間在庫統計でガソリン在庫・留出油在庫が共に予想よりも減少したことで原油先物価格が上昇し、エネルギーセクターが買われて株価を下支えする展開となり、ダウは朝方はマイナスになる場面もありました、午後からは小幅高水準での小動きが続いて2日連続で史上最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足