先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年9月11日)

NY DOW    21,797.79(+13.01)
NASDAQ     6,360.19(-37.68)
CME(円建)  19,150
日経先物(夜間) 19,170

・先週金曜日のNY株は大型ハリケーン「イルマ」や9/9の北朝鮮建国記念日にミサイルなど挑発行為を警戒しながらも、米長期金利が上昇したため金融セクターへの買い戻しが入り、ダウは朝方プラテンしてからは小幅高での小動きが続いて$13高で引けました。
一方ナスはジリジリと下げ幅を広げる展開となり、0.59%安で引けました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は東京時間から続いていたリスク回避の円買いの流れを引き継いで下げ基調となり、16:00の107.66から21:00には107.31まで下落しました。
そこからは反転して23:40の108.06まで急速に上昇し、その後は週末の北朝鮮リスクを警戒して107.65-85での小動きが続き、107.79でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,030万株、買い1,450万株 差引き420万株の買い越し。
金額ベース(5社)は184億円程度の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券も買い越し。
売り:食品、商社、証券、不動産、通信、REITなど
買い:電機、小売、空運、サービスなど
売り買い交錯:化学、銀行など
との観測。