東京市場ザラバ~週末に何もなかったことを好感して270円の反発~(2017年9月11日)

 

2017年9月11日

・先週金曜日のNY株は大型ハリケーン「イルマ」や9/9の北朝鮮建国記念日にミサイルなど挑発行為を警戒しながらも、米長期金利が上昇したため金融セクターへの買い戻しが入り、ダウは朝方プラテンしてからは小幅高での小動きが続いて$13高で引けました。
一方ナスはジリジリと下げ幅を広げる展開となり、0.59%安で引けました。

・本日の日経は9/9の北朝鮮建国記念日にミサイルを発射しなかったことで地政学リスクが緩んだため寄り付き前から日経CFDやドル円が大幅反発となり、先週金曜日終値19,274.82よりも166.57円高い19,441.39で寄り付きました。
寄り付き後からドル円と共に上昇基調となり10時半の19,567まで上げ続け、そこからは本日高値圏の19,530-570での堅調な揉み合いがひたすら続いて、19,545.77(+270.95)で引けました。

 

 

日経先物
先週金曜日引値19,170よりも110円高い19,280で寄り付き、直後から上昇が続いて10:30の19,420まで140円上げ続けました。
そこからは19,390-420での小動きがひたすら続いて、19,410(+270)△1.41%で引けました。
現物は19,545.77(+270.95)△1.41%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,013.86よりも10.17ポイント高い1,024.03で寄り付き、9:35には1,038まで上昇して1,036近辺での揉み合いとなりました。
しかし10:20からジリジリと下げ出して11:25には1,027まで下落し、後場になると1,026-31での小動きがひたすら続いて、1,030.15(+16.29)△1.61%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は東京時間から続いていたリスク回避の円買いの流れを引き継いで下げ基調となり、16:00の107.66から21:00には107.31まで下落しました。
そこからは反転して23:40の108.06まで急速に上昇し、その後は週末の北朝鮮リスクを警戒して107.65-85での小動きが続き、107.79でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は先週金曜日のNYクローズ値107.79よりも45pips上窓を明けた108.24で始まり7:10には108.48まで上昇しました。
そこからは押し戻されて8:40に108.16まで下落しましたが、再び上げ出して10:20には108.56まで上昇しました。
その後は小幅押し戻されて108.40近辺での小動きが続き、108.34で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,365.24とほぼ変わらない3,365.35で寄り付き、すぐにプラテンしてからは終日プラス圏での推移が続き、3,376.42(+11.18)△0.33%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
某サイト不具合のため、本日はチャートを添付いたしません。

 

先週金曜日のNY株式市場
NY DOW    21,797.79(+13.01)
NASDAQ     6,360.19(-37.68)
・先週金曜日のNY株は大型ハリケーン「イルマ」や9/9の北朝鮮建国記念日にミサイルなど挑発行為を警戒しながらも、米長期金利が上昇したため金融セクターへの買い戻しが入り、ダウは朝方プラテンしてからは小幅高での小動きが続いて$13高で引けました。
一方ナスはジリジリと下げ幅を広げる展開となり、0.59%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足