昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年6月15日)

NY DOW    21,374.56(+46.09)
NASDAQ     6,194.89(-25.48)
CME(円建)  19,850
日経先物(夜間) 19,840

・昨日のNY株はFOMCで予想していた利上げで、2017年の利上げ回数を3回と従来通りの想定だったことで売られましたが、引けにかけては戻して$46高で引けて2日連続の史上最高値を更新しました。
またナスはFOMC後の下落を戻しきれず0.41%安となりました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤はジリ上げとなり16:00の110.06から20:20には110.34まで上昇しましたが、21:30の5月米小売売上高と5月米消費者物価指数が市場予想を下回る結果だったことに大きく反応して米10年債利回りと共に急低下し、21:30の110.22から109.56まで急落後も下げが続いて23:50には108.92まで下落しました。
その後109.10-20での小動きとなり、03:00のFOMCの時は109.08でした。
結果は予想通り金利引き上げで、発表直後に108.77-109.36で振った後、イエレンFRB議長会見で「バランスシート縮小は比較的早期の実行があり得る」との発言から急速に反発して04:20には109.86まで上昇し、そこからは押し戻されて109.52でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り700万株、買い300万株 差引き400万株の売り越し。
金額ベース(5社)は売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:食品、化学、銀行、不動産など
買い:精密、その他製品、小売、サービス、陸運、通信など
売り買い交錯:電機、自動車、情報通信など
との観測。