2017年6月12日

・先週金曜日のNY株はイギリス下院選挙で与党・保守党が過半数割れとなった影響はほとんどなく、朝方は堅調でしたが、米金融大手がアップルやフェイスブックなどを割高と指摘したリポートを材料にIT株が売られてナスダックは1.80%もの大幅下落となりました。
一方ダウは一時マイテンする場面もありましたが終日堅調な展開が続いて$89高でした。

・本日の日経は先週金曜日終値20,013.26よりも92.49円安い19,920.77で寄り付き、先週末に米ナスダックが大幅下落した影響でハイテク株が売られて10時前には176円安の19,837まで下落しましたが、そこからは戻して19,949まで上昇しました。
しかし昼休み中に先物が下げたため後場は19,910で寄り付き、その後は19,900を挟んだ小動きがひたすら続いて、19,908.58（-104.68）で引けました。

 

 

日経先物
19,900で寄り付き、19,870-920で上下した後9：35から下げ出して9：50には19,800まで下落しました。
そこからは急速に戻して11：10には19,920まで上昇した後は小幅押し戻されて19,850-900での小動きがひたすら続いて、19,860（-90）▼0.45％で引けました。
現物は19,908.58（-104.68）▼0.52％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
先週金曜日終値1,132.15よりも3.31ポイント安い1,128.84で寄り付き、直後から下げとなり9：20には1,115まで下落しました。
そこからは1,118-26で上下した後10：20からジリ上げとなって11：05には小幅高の1,132まで上昇しました。
その後は先週金曜日終値を挟んだ小動きが続き、14：15から一段下げて、1,125.18（-6.97）▼0.62％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は110.30-50での小動きが続いていましたが、米10年債利回りが上昇したことをきっかけに円売り仕掛けも加わって21：40から急伸して22：20には110.81まで上昇しました。
しかしそこからは逆にジリ下げがひたすら続いて03：50には110.12まで下落し、110.30でNYクローズとなりました。
・東京時間７時は小幅高の110.39で始まり7：30に110.44まで上げた後はジリ下げとなって9：50には110.14まで下落しました。
その後は110.20-35での小動きがひたすら続いて、110.23で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,158.40よりも8.87ポイント安い3,149.53で寄り付き、前場半ばからジリ下げが引けまで続いて、3,139.88（-18.52）▼0.59％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　21,271.97(+89.44)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 6,207.92(-113.85)
・先週金曜日のNY株はイギリス下院選挙で与党・保守党が過半数割れとなった影響はほとんどなく、朝方は堅調でしたが、米金融大手がアップルやフェイスブックなどを割高と指摘したリポートを材料にIT株が売られてナスダックは1.80%もの大幅下落となりました。
一方ダウは一時マイテンする場面もありましたが終日堅調な展開が続いて$89高でした。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足