先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年6月5日)

NY DOW    21,206.29(+62.11)
NASDAQ     6,305.80(+58.97)
CME(円建)  20,165
日経先物(夜間) 20,140

・先週金曜日のNY株は雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回る結果だったことやトランプ大統領がパリ協定からの離脱を正式に表明したことで米国内のシェール掘削が一段と活発化して原油の過剰供給懸念から原油価格も下落してエネルギーセクターが売られましたが、朝方小幅マイナスに沈んだ後はハイテク、工業株が買われてジリ高が続き、ダウは$62高、ナスは0.94%高で引け、2日連続で両指数は史上最高値を更新しました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は111.40-55での小動きが続き、21:30の雇用統計の時は111.43でした。 発表直後に111.43から110.89まで急落し、更にドル売りと円買いの流れとなったため下げが続いて00:30には110.32まで下落しました。
その後はリバも弱く安値圏の110.35-55での小動きがひたすら続いて110.45でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計後の動きは、米雇用統計発表後のNY市場の動き(2017年6月3日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

外資系5社経由の注文動向 売り660万株、買い1,030万株 差引き370万株の買い越し。
金額ベース(5社)は買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券も買い越し。
売り:機械、自動車、その他製品、保険、空運、通信など
買い:建設、化学、ガラス、商社、サービス、情報通信など
売り買い交錯:なし
との観測。