東京市場ザラバ~20,000固め~(2017年6月5日)

 

2017年6月5日

・先週金曜日のNY株は雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回る結果だったことやトランプ大統領がパリ協定からの離脱を正式に表明したことで米国内のシェール掘削が一段と活発化して原油の過剰供給懸念から原油価格も下落してエネルギーセクターが売られましたが、朝方小幅マイナスに沈んだ後はハイテク、工業株が買われてジリ高が続き、ダウは$62高、ナスは0.94%高で引け、2日連続で両指数は史上最高値を更新しました。
 また6/4(日)早朝にロンドン中心部のロンドン橋でワゴン車暴走や刃物による襲撃で7人が死亡するテロ事件が発生しました。

・本日の日経は先週金曜日の雇用統計後にNY株は上昇したものの円高になったことで前日終値20,177.28よりも41.86円安い20,135.42で寄り付き、20,104まで下落した後はジリジリと戻して10時半にプラテンしました。
その後は先週金曜日終値を挟んだ20,150-225での小動きがひたすら続いて、20,170.82(-6.46)で引けました。

 

 

日経先物
20,100で寄り付き、20,090-130で上下した後9:10から小幅上げて20,130-170での揉み合いが続いていましたが、10:30から更に上昇してプラテンし、11:20には20,220まで上昇しました。
その後は20,160-230での上下が続き、現物引け後の15:05に20,140まで下落し、20,150(-20)▼0.10%で引けました。
現物は20,170.82(-6.46)▼0.03%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,110.27とほぼ変わらない1,110.78で寄り付き、直後から上げ出して9:20には1,123上昇し、その後も上昇基調が続いて1,125で前引けとなりました。
後場になると押し戻されて1,118まで下げましたが、13:50から再び上昇基調となって、1,122.64(+12.37)△1.11%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は111.40-55での小動きが続き、21:30の雇用統計の時は111.43でした。 発表直後に111.43から110.89まで急落し、更にドル売りと円買いの流れとなったため下げが続いて00:30には110.32まで下落しました。
その後はリバも弱く安値圏の110.35-55での小動きがひたすら続いて110.45でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は110.44で始まり、110.40-55で小動きの後9:00に110.29まで下落しました。
そこからは反転してジリ上げとなって11:20には110.62まで上昇し、110.50-60で小動きの後14:00に一段高となって110.73まで上昇しました。
しかしそこからは押し戻されて110.62で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,105.54よりも3.43ポイント安い3,102.11で寄り付き、マイナス0.2-0.7%での上下が終日続いて、3,091.66(-13.88)▼0.45%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  21,206.29(+62.11)
NASDAQ  6,305.80(+58.97)
・先週金曜日のNY株は雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回る結果だったことやトランプ大統領がパリ協定からの離脱を正式に表明したことで米国内のシェール掘削が一段と活発化して原油の過剰供給懸念から原油価格も下落してエネルギーセクターが売られましたが、朝方小幅マイナスに沈んだ後はハイテク、工業株が買われてジリ高が続き、ダウは$62高、ナスは0.94%高で引け、2日連続で両指数は史上最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足