先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年5月15日)

NY DOW    20,896.61(-22.81)
NASDAQ     6,121.23(+5.27)
CME(円建)  19,815
日経先物(夜間) 19,800

・先週金曜日のダウは4月CPIと4月小売売上高が予想を下回る結果だったことで米長期金利が低下し、金融セクターが売られたことやコミーFBI長官解任問題を懸念して終日マイナス圏での動きが続いて$22安となりました。
ナスは朝方はマイナスでしたが午前にプラテンしてからは小幅高での小動きが続いて0.09%高で引けました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は上昇基調となり16:50の113.55から20:50には113.91まで上昇しましたが、21:30に発表された4月CPIと4月小売売上高が予想を下回る結果だったため急落して22:00には113.30まで下落し、更に下げが続いて00:00には113.19まで下落しました。
その後は113.20-45での上下が続いて、113.34でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り760万株、買い1,500万株 差引き740万株の買い越し。
金額ベース(5社)は202億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券も買い越し。
売り:非鉄、金属、空運、REITなど
買い:薬品、精密、自動車、銀行、陸運、サービス、通信など
売り買い交錯:電機など
との観測。