東京市場ザラバ~北朝鮮ミサイル発射で寄り底~(2017年5月15日)

 

2017年5月15日

・先週金曜日のダウは4月CPIと4月小売売上高が予想を下回る結果だったことで米長期金利が低下し、金融セクターが売られたことやコミーFBI長官解任問題を懸念して終日マイナス圏での動きが続いて$22安となりました。
ナスは朝方はマイナスでしたが午前にプラテンしてからは小幅高での小動きが続いて0.09%高で引けました。

・週末日曜日の5/14午前5時28分ごろに北朝鮮が同国西部の平安北道亀城付近から東北東に向けて弾道ミサイル1発を発射し、高度は2千キロを超えて約30分にわたって約800キロを飛行して日本の排他的経済水域(EEZ)外の日本海に落下しました。
ミサイル発射を受けて朝方は一時的にドル円が下落して先週金曜日NYクローズ値113.34寄りも13pips下落した113.21で始まりました。

・本日の日経は先週金曜日終値19,883.90よりも130.44円低い19,753.46で寄り付き、直後から上昇して小幅安水準の19,820-870での小動きがひたすら続いて、19,869.85(-14.05)で引けました。

 

 

日経先物
19,770で寄り付き、19,750-780で揉み合った後9:15から上げ出して10:05には19,860まで上昇しました。
そこからは19,830-860での小動きが続き、後場に入ると12:35に19,870まで上昇しましたが、13:00からは下げ出して13:40には19,820まで下落しました。
その後は19,840-860での揉み合いが続いていましたが、現物引け直後から一段高となって15:05には18,890まで上昇し、19,890(+10)△0.05%で引けました。
現物は19,869.85(-14.05)▼0.07%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,060.43よりも1.75ポイント安い1,058.68で寄り付き、9:20に1,054まで下げた後は切り返して9:45にプラテンして1,062近辺での小動きとなりました。
その後は1,058-65の上下を何度か繰り返して、1,063.90(+3.47)△0.33%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は上昇基調となり16:50の113.55から20:50には113.91まで上昇しましたが、21:30に発表された4月CPIと4月小売売上高が予想を下回る結果だったため急落して22:00には113.30まで下落し、更に下げが続いて00:00には113.19まで下落しました。
その後は113.20-45での上下が続いて、113.34でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は北朝鮮ミサイル発射の影響で113.21で始まり直後に113.19まで下げた後は上昇基調となって10:10には113.45まで上昇しました。
その後は113.30-40での小動きとなって、113.37で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,083.51よりも2.42ポイント高い3,085.93で寄り付き、終日プラス0.1-0.5%の小幅高水準で小動きが続いて、3,090.23(+6.72)△0.22%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  20,896.61(-22.81)
NASDAQ  6,121.23(+5.27)
・先週金曜日のダウは4月CPIと4月小売売上高が予想を下回る結果だったことで米長期金利が低下し、金融セクターが売られたことやコミーFBI長官解任問題を懸念して終日マイナス圏での動きが続いて$22安となりました。
ナスは朝方はマイナスでしたが午前にプラテンしてからは小幅高での小動きが続いて0.09%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足