昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年5月11日)

NY DOW    20,943.11(-32.67)
NASDAQ     6,129.14(+8.56)
CME(円建)  19,950
日経先物(夜間) 19,940

・昨日のダウは朝方は前日にコミーFBI長官を解任したことで政治的混乱を懸念して売られましたが、原油在庫が予想以上に減少したため原油価格が上昇したことで下げ幅を縮めて小幅の$32安で引け、ナスはエヌビディアの好決算などハイテクセクターが堅調だったためプラス圏で推移して0.14%高となり、4日連続の史上最高値を更新しました。
・昨日のドル円は16:10に114.12まで上げた後は押し戻されて113.70-95での上下が続いていましたが、23:30の原油在庫発表後に原油価格の急伸やNY株の上昇を受けてドル円も一段上げて114.15まで上昇した後は114.00-15での小動きとなりました。
02:00の10年債入札が低調だったため債券が売られて米10年債利回りが2.400%まで上昇したことで02:30には114.35まで上昇し、その後は114.20-35での揉み合いが続いて114.28でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り870万株、買い860万株 差引き10万株の売り越し。
金額ベース(5社)は26億円買い越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:化学、精密、商社、不動産、通信など
買い:ゴム、電力、ガスなど
売り買い交錯:機械、電機、小売、銀行など
との観測。