東京市場ザラバ~20,000手前で足踏み~(2017年5月10日)

 

2017年5月10日

・昨日のダウはOPEC加盟・非加盟国による協調減産への期待が薄いとの見方で原油価格が下落したためシェブロンなどの石油セクターが売られたことで前日終値を挟んだ上値の重い展開が続いていました。
しかし引け前の04:35に「北朝鮮は6回目の核実験実施へ」との報道で一段安となり、引けにかけては戻して$36安となりました。
ナスダックはアップル株がウォーレン・バフェット氏による買い増しやiPhone10周年モデルへの期待で上昇したことが指数を牽引して終日プラス圏での堅調な展開となって0.29%高で引け、連日の史上最高値を更新しました。

・本日の日経は前日終値19,843.00よりも47.56円高い19,890.56で寄り付き、9時半に19,869まで下げた後は反転して上げ出して10時半前には19,938まで上昇しましたが、その後は押し戻されて19,900-20での小動きとなりました。
後場になると方向感のない上値の重い展開となって19,860-910での小動きが続き、14:55に19,936に上昇しましたが引けにかけて下に飛んで19,900.09(+57.09)で引けました。

 

 

日経先物
19.910で寄り付き、9:05に19,940まで上げた後は押し戻されて9:25には19,860まで下落しました。
そこからは上げとなって10:15に19,950まで上昇しましたが、その後は再び押し戻されて19,860-910での小動きが続きました。
引けにかけて14:45から一段高となって19,940まで上昇し、19,900(+10)△0.05%で引けました。
現物は19,900.09(+57.09)△0.29%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,061.08よりも5.88ポイント高い1,066.96で寄り付き、前場は1,067-72での小動きが続き、後場になると1,073近辺でこう着となって、1,074.87(+13.79)△1.30%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間から上昇が続き、16:00の113.47から02:10の114.32まで上げ続けて114.20近辺で揉み合いとなっていました。
しかし04:35に「北朝鮮は6回目の核実験実施へ」との報道が伝わると114.23から113.77まで急落し、113.80-114.00での揉み合いとなって113.97でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると6:30に114.06まで上げましたが、7:10から下げ出して8:50には113.59まで下落しました。
そこからは戻して10:20に113.94まで上昇しましたが、再びジリ下げとなって13:20には113.63まで下落し、その後は113.80近辺でのこう着となって113.79で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
終日小幅ながら下げ基調が続きました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,078.61よりも13.76ポイント安い3,064.85で寄り付き、前場は前日終値を挟んだ小動きでしたが、後場になるとジリ下げが続いてほぼ安値の3,052.79(-27.74)▼0.90%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  20,975.78(-36.50)
NASDAQ  6,120.59(+17.93)
・昨日のダウはOPEC加盟・非加盟国による協調減産への期待が薄いとの見方で原油価格が下落したためシェブロンなどの石油セクターが売られたことで前日終値を挟んだ上値の重い展開が続いていました。
しかし引け前の04:35に「北朝鮮は6回目の核実験実施へ」との報道で一段安となり、引けにかけては戻して$36安となりました。
ナスダックはアップル株がウォーレン・バフェット氏による買い増しやiPhone10周年モデルへの期待で上昇したことが指数を牽引して終日プラス圏での堅調な展開となって0.29%高で引け、連日の史上最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足