東京市場ザラバ～粘り腰で小幅プラス引け～（2017年4月19日）

2017年4月19日

・昨日のダウは英国メイ首相が6月8日に総選挙を実施すると発表して週末には仏大統領選もあることから政治的な混乱を警戒して2.46%下落したFTSEを始め欧州株が大幅下落したことやゴールドマン・サックスの1-3月期決算が1株当たり利益が市場予想を下回ったこと、ジョンソン・エンド・ジョンソンは売上高が市場予想を下回ったことで金融セクターやヘルスケアセクターが売られてダウは一時$170超の下落となり、下げ幅は縮めたものの$113安で引け、またナスは小幅の0.12%安でした。

・本日の日経は前日終値18,418.59よりも91.26円安い18,327.33で寄り付きましたが、直後から上昇して9時半にプラテンして18,451まで上昇しました。
しかしすぐに押し戻されてからは小幅安水準の18,370-410で小動きが前場は続き、後場になると前日終値を挟んだ小動きが続いた後、14時半前に小幅上げて18,467まで上昇し、18,432.20（+13.61）で引けました。

日経先物
18,300で寄り付き、直後から早いペースでの上昇が続いて9：35にはプラテンして18,450まで上昇しました。
そこからは押し戻されて10：40には18,360まで下落した後は18,380-410での小動きが続いていましたが、13：15からは上げ出して14：20には再びプラテンして18,470まで上昇しました。
しかし引けにかけては押し戻されて18,410（-30）▼0.16％で引けました。
現物は18,432.20（+13.61）△0.07％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
前日終値1,002.96よりも2.26ポイント安い1,000.70で寄り付き、直後から上昇が続いて9：40には1,022まで上昇した後は逆に押し戻されて10：35には1,011まで下落しました。
そこからは再び上げて1,019まで上昇しましたが、後場になるとゆっくりジリジリとした下げが続いて、1,009.54（+6.58）△0.66％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日の英国メイ首相の総選挙発表でポンドは大幅に買われたもののドル円には大きな影響はありませんでしたが、NY株が軟調に推移したことで下落基調となり16：00の109.08から04：10には108.32まで下落し、108.45でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると108.50近辺で小動きの後8：40から上げ出して9：30に108.68まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて10：40には108.41まで下落しました。
その後はジリジリとした上げが続いて14：40には108.73まで上昇し、108.68で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

ポンド・ドル（チャートは9:30時点）
・昨日の欧州時間序盤は1.2580-1.2600で小動きでしたが、18：00に重大発表があるとの報道があり、当初は「メイ英首相が健康問題で辞任する可能性」との噂が流れたことでポンドが急速に売られて18：00の1.2585から18：10には1.2514まで急落しました。
その後発表は総選挙を前倒しで実施するとのことが明らかになってくると急速に戻して会見の19：15は1.2577でした。
会見直後は大きく動きませんでしたが、19：30から強いポンド界の流れとなり20：10には1.2675まで上昇し、1.2670近辺でしばらく揉み合った後、21：30から再び買われ出して02：30には1.2788まで上昇し、02：40にはストップロスを巻き込んで1.2902まで急伸しました。
その後は1.2850近辺でこう着となって、1.2839ででNYクローズとなりました。

左：ポンドル－10分足　右：ポンドル－1時間足
　

左：ポンドル－日足

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

上海総合指数
前日終値3,196.71よりも12.04ポイント安い3,184.67で寄り付き、前場半ばまで下げ続けて、前場はマイナス1.0-1.5%での上下が続き、後場になるとジリジリと戻して3,170.69（-26.03）▼0.81％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

昨日のNY株式市場
ＮＹＤＯＷ　20,523.28(-113.64)
ＮＡＳＤＡＱ　 5,849.47(-7.32)
・昨日のダウは英国メイ首相が6月8日に総選挙を実施すると発表して週末には仏大統領選もあることから政治的な混乱を警戒して2.46%下落したFTSEを始め欧州株が大幅下落したことやゴールドマン・サックスの1-3月期決算が1株当たり利益が市場予想を下回ったこと、ジョンソン・エンド・ジョンソンは売上高が市場予想を下回ったことで金融セクターやヘルスケアセクターが売られてダウは一時$170超の下落となり、下げ幅は縮めたものの$113安で引けました。
またナスは小幅の0.12%安でした。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足
　