昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年4月7日)

NY DOW    20,662.95(+14.80)
NASDAQ     5,878.95(+14.47)
CME(円建)  18,730
日経先物(夜間) 18,740

・昨日のNY株は原油価格の上昇を好感して$100近く上昇しましたが、今夜の雇用統計を控えていたことやティラーソン米国務長官がシリアの化学兵器使用に関して「適切な対応を検討している」「アサド大統領排除への措置を同盟国で進行中」と発言したことや北朝鮮問題の地政学リスクを嫌気して上値は重く、ダウ・ナス共に小幅高となりました。
・昨日のドル円は欧州時間は上昇基調が続き、16:00の110.54から20:30には110.97まで上昇し、22:40に110.66まで押し戻された後は再び上げ出して00:40には111.13まで上昇しました。
その後は雇用統計を控えていることやティラーソン米国務長官発言でNY株が上昇幅を縮めたことで再度押し戻されて05:20には110.73まで下落し、110.79でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,300万株、買い1,470万株 差引き170万株の買い越し。
金額ベース(5社)は20億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:薬品、ゴム、銀行、電力、ガス、通信など
買い:食品、鉄鋼、小売、不動産、空運など
売り買い交錯:機械、電機、サービスなど
との観測。