昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年3月31日)

NY DOW    20,728.49(+69.17)
NASDAQ     5,914.34(+16.80)
CME(円建)  19,180
日経先物(夜間) 19,200

・昨日のNY株は10-12月GDP確定値と個人消費が改定値から上方修正されたことや新規失業保険申請件数が予想を上回る好結果だったこと、原油価格が上昇して$50を回復したことから終日堅調な展開となり、ダウは$69高、ナスは0.28%高となりました。
・昨日のドル円は16:10に110.93を付けた後は111.00-30で上下していましたが、21:30に発表された10-12月GDP確定値が好結果だったことで上げ出して22:10には111.53まで上昇しました。
22:20に「トランプ米大統領は為替操作国へのペナルティを模索している」との報道で111.49から110.98まで急落しましたが、その後はNY株の堅調さや10年債利回りの上昇で上昇基調となり05:50の111.92まで上げ続けてNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,280万株、買い1,050万株 差引き230万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(166億円)、買い(160億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:金属、銀行、陸運など
買い:食品、商社、不動産、サービス、通信など
売り買い交錯:化学、電機、その他製品など
との観測。