東京市場ザラバ~2日連続後場崩れて153円安の3末終値18,909.26円~(2017年3月31日)

 

2017年3月31日

・昨日のNY株は10-12月GDP確定値と個人消費が改定値から上方修正されたことや新規失業保険申請件数が予想を上回る好結果だったこと、原油価格が上昇して$50を回復したことから終日堅調な展開となり、ダウは$69高、ナスは0.28%高となりました。

・本日の日経は前日終値19,063.22よりも107.20円高い19,170.42で寄り付き、19,170近辺での小動きが前場から後場半ばまで続いていましたが、13:15から材料なくジリジリと下げ始めて14:00にマイテンしてからも下げ続けて、本日安値となる18,909.26(-153.96)で引け、昨日の後場崩れた動きと同じような展開となりました。

 

 

日経先物
19,180で寄り付き、19,140-170での小動きが続き、11:25に19,210まで上げる場面がありましたが上抜けることはなく押し戻されて19,160-190での小動きが続きました。
13:15からジリジリとした下げとなり、13:35の19,130から下げ足を速めて13:45にマイテンし、その後も早いペースでの下げが続いて15:05には18,880まで下落し、18,910(-160)▼0.84%で引けました。
現物は18,909.26(-153.96)▼0.81%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,064.62よりも8.38ポイント高い1,073.00で寄り付き、9:20に1,068まで下げた後はジリ上げとなって1,080近辺でのこう着となりました。
日経が急落したため14:15から一段下げて14:35には1,069まで下落し、1,070.89(+6.27)△0.59%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は16:10に110.93を付けた後は111.00-30で上下していましたが、21:30に発表された10-12月GDP確定値が好結果だったことで上げ出して22:10には111.53まで上昇しました。
22:20に「トランプ米大統領は為替操作国へのペナルティを模索している」との報道で111.49から110.98まで急落しましたが、その後はNY株の堅調さや10年債利回りの上昇で上昇基調となり05:50の111.92まで上げ続けてNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると111.70-90で上下した後9:30から上げ出して112円台に入って112.15まで上昇しました。
そこからは112.10を挟んだ小動きが続いていましたが、14:10から急速に下げ出して14:40には111.79まで下落し、111.86で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,210.24よりも3.99ポイント安い3,206.25で寄り付き、小幅高水準での小動きが終日続いて、3,222.51(+12.28)△0.38%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  20,728.49(+69.17)
NASDAQ  5,914.34(+16.80)
・昨日のNY株は10-12月GDP確定値と個人消費が改定値から上方修正されたことや新規失業保険申請件数が予想を上回る好結果だったこと、原油価格が上昇して$50を回復したことから終日堅調な展開となり、ダウは$69高、ナスは0.28%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足