昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年12月9日)

NY DOW    19,614.81(+65.19)
NASDAQ     5,417.36(+23.59)
CME(円建)  18,860
日経先物(夜間) 18,820

・昨日のNY株はECB定例理事会で政策金利を据え置きと量的緩和策の延長と資産購入規模の縮小を決定しましたが、ドラギ総裁が記者会見で状況に応じて期間延長や規模拡大の実施に言及したことで欧州株が昨日に続いて大幅高となったことや原油価格の上昇でダウは徐々に上げ幅を拡大して昨日の$300近く上昇下にもかかわらず一時$100超の上昇となり$65高で引けて4日連続の史上最高値更新、またナスも0.44%高となり史上最高値を更新しました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は113.30-70で上下していましたが、21:45のECB政策金利発表直後に113.40から113.91まで急伸し、ドラギ総裁会見中の22:50には114.37まで上昇しました。
その後は114.20での揉み合いの後、小幅下げて113.99でNYクローズとなりました。

本日は12月限MSQです。

外資系5社経由の注文動向 売り1,930万株、買い1,470万株 差引き460万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(313億円)、買い(195億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:化学、精密など
買い:食品、繊維、薬品、鉄鋼、その他製品、サービス、REITなど
売り買い交錯:機械、電機、小売、通信など
との観測。