東京市場ザラバ~欧米株の狂乱に続いて一時19,000円突破~(2016年12月9日)

2016年12月9日

・昨日のNY株はECB定例理事会で政策金利を据え置きと量的緩和策の延長と資産購入規模の縮小を決定しましたが、ドラギ総裁が記者会見で状況に応じて期間延長や規模拡大の実施に言及したことで欧州株が昨日に続いて大幅高となったことや原油価格の上昇でダウは徐々に上げ幅を拡大して昨日の$300近く上昇下にもかかわらず一時$100超の上昇となり$65高で引けて4日連続の史上最高値更新、またナスも0.44%高となり史上最高値を更新しました。

・本日の日経は前日終値18,765.47よりも74.51円高い18,839.98で寄り付き、18,900円手前での揉み合いが続いていましたが、10時半から一段上げて18,983まで上昇し、13時に今年初の19,000円を突破してからは19,000を挟んだ小動きとなりました。
その後引けにかけてジリジリと上昇して14:55には19,042.48を付けましたが、引け直前に売りが出て18,996.37(+230.90)で引け、終値で19,000円台に乗せることはできませんでした。
またSQ値は18867.45でした。

 

 

日経先物
18,800で寄り付き、直後に18,760まで下げましたがすぐに切り返して9:25には18,870まで上昇しました。
そこからは再び押し戻されて9:50には18,790まで下げましたが、またもすぐに切り返して9:55には18,870まで上昇して18,840-860での小動きとなりました。
しかし10:35から上げ出て18,940まで上昇し、18,890-940での揉み合いとなりました。
14:40から一段高となって14:55に19,000まで上昇しましたが、15:00から急落して18,930まで下落し、引け直前に戻して18,990(+260)△1.39%で引けとなりました。
現物は18,996.37(+230.90)△1.23%でした。
SQ値は18867.45でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値888.55よりも1.76ポイント高い886.79で寄り付き、直後から上げ出して10:20には903まで上昇し、899-903での小動きとなりました。
後場になると小幅上げて900-905での小動きが続いて、904.95(+16.40)△1.85%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は113.30-70で上下していましたが、21:45のECB政策金利発表直後に113.40から113.91まで急伸し、ドラギ総裁会見中の22:50には114.37まで上昇しました。
その後は114.20での揉み合いの後、小幅下げて113.99でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると114.00-15で小動きの後、9:20から上げ出して11:00には114.56まで上昇しました。
その後は114.30-50での小動きが続いて、114.44で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,215.37よりも6.03ポイント安い3,209.34で寄り付き、0.3-1.0%のプラス圏での上下が続いて、3,232.88(+17.52)△00.54%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  19,614.81(+65.19)
NASDAQ  5,417.36(+23.59)
・昨日のNY株はECB定例理事会で政策金利を据え置きと量的緩和策の延長と資産購入規模の縮小を決定しましたが、ドラギ総裁が記者会見で状況に応じて期間延長や規模拡大の実施に言及したことで欧州株が昨日に続いて大幅高となったことや原油価格の上昇でダウは徐々に上げ幅を拡大して昨日の$300近く上昇下にもかかわらず一時$100超の上昇となり$65高で引けて4日連続の史上最高値更新、またナスも0.44%高となり史上最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足