東京市場ザラバ~後場急落するも年初来高値更新~(2016年12月1日)

2016年12月1日

・昨日のダウはOPEC総会で日量約120万バレル減産で合意し、非OPEC加盟国も60万バレル減産の協力要請との報道でエネルギーセクターが上昇してしっかりした展開が続いていましたが、引けにかけて徐々に下落して小幅高で引けました。
ナスはフェイスブックなどIT系が売られて下落幅を徐々に拡大する軟調な展開となって、1.05%安で引けました。

・本日の日経はNY株はまちまちでしたがナイトで先物が一時18,670まで買い上げられて18,590で引けたことやドル円が114円台まで上昇したことで前日終値18,308.48よりも226.76円高い18,535.24で寄り付き、18,600近辺での小動きが続いていましたが、10時半過ぎから上げ出して11時過ぎには438円高の18,746.28まで上昇しました。
その後は小幅押し戻されて18,670-720で上下していましたが、13:50からこれといった理由もなく早い下げ足で下落して14:30には18,469まで約200円をリバらしいリバもなく下げ続けました。
引けにかけては小幅戻して18,513.12(+204.64)で引けとなり、終値ベースでの年初来高値を更新しました。

 

 

日経先物
18,590で寄り付き、9:05に18,560まで下げた後は18,610-650での揉み合いが続きましたが、10:40からジリ上げとなって11:15には18,760まで上昇しました。
そこからは18,730近辺でこう着となり、12:20からジリジリと下げて18,680-700での小動きとなりました。
しかし13:50から急速に下げ出して14:35の18,470までほとんどリバがないまま下げ続けました。
その後は18,470-540での揉み合いとなり、18,400(+20)△0.11%で引けとなりました。
現物は18,513.12(+204.64)△1.12%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値922.48よりも2.21ポイント高い924.69で寄り付き、9:10に928まで上昇しましたがすぐに押し戻されて9:40には920まで下落しました。
そこからは前日終値を挟んだ小動きでしたが、10:30からジリ上げとなって11:05には926まで上昇しました。
後場になると一段高となって13:00に928.70まで上昇して927近辺で小動きでしたが、日経が急速に下落したことでマザーズ指数も13:30から下げてなって13:55にマイテンしてからも下げ続け、14:30には916.98まで下落しました。
その後は小幅戻して919.98(-2.50)▼0.27%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間はOPEC減産合意や米金利上昇を受けて16;00の112.75から23:20には113.73まで上昇し、00:50に月末のロンドン・フィキシングに絡んだ買いで113.56から01:30には114.52まで急伸しました。
その後は114.10-50での上下が続いて、114.47でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると114.40近辺で小動きが続き、8:40に急伸して114.82まで上昇しましたが、すぐに押し戻されてからは、114.30-60での上下となりました。
しかし12:20から下落基調となって日経の下落も加わったことで14:20には113.86まで下落しました。
その後は小幅戻して114.08で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,250.03よりも7.00ポイント高い3,257.03で寄り付き、プラス0.3-0.9%圏での推移が続いて、3,273.31(+23.27)△0.72%で引けとなりました。

本日発表された中国指標
10:00 中国・11月製造業PMI 予想:51.0 結果:51.7 (前回:51.2)
10:00 中国・11月非製造業PMI 予想:- 結果:54.7 (前回:54.0)
10:45 中国・11月財新/製造業PMI 予想:51.0 結果:50.9 (前回:51.2)

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  19,123.58(+1.98)
NASDAQ  5,323.68(-56.24)
・昨日のダウはOPEC総会で日量約120万バレル減産で合意し、非OPEC加盟国も60万バレル減産の協力要請との報道でエネルギーセクターが上昇してしっかりした展開が続いていましたが、引けにかけて徐々に下落して小幅高で引けました。
ナスはフェイスブックなどIT系が売られて下落幅を徐々に拡大する軟調な展開となって、1.05%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足