先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2016年6月13日)

NY DOW    17,865.34(-119.85)
NASDAQ     4,894.55(-64.07)
CME(円建)  16,290
日経先物(夜間) 16,250

・先週金曜日のダウは欧州株安や原油価格の下落で軟調に推移し、午後になると英国でEU離脱の世論調査で離脱派が残留派を10ポイント上回ったことが伝わると一時$170安まで下落し、引けにかけては戻して下げ幅を縮めました。 またナスは軟調な展開が続いた後、引けにかけて一段と売られて1.29%もの下落となりました。
・先週金曜日のドル円は15:30の107.04から下げ出して16:20には106.66まで下落し、その後は106.70-107.10での上下が続きました。
01:00から小幅上げて107.17まで上昇しましたが、02:45に「世論調査で英国のEU残留支持が45%、離脱支持が55%となった」との報道でリスクオフが高まり107.11から03:15の106.55まで急速に下落しました。
しかしそこからは反転して上昇となり05:20には106.99まで上昇し、106.91でNYクローズとなりました。

本日未明に米・フロリダで銃撃によって50人以上が死亡したISによるテロが発生し、早朝からリスク回避の流れとなっています。

外資系5社経由の注文動向 売り1,130万株、買い1,120万株 差引き10万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(169億円)、買い(143億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:建設、化学、ガラス、銀行、サービス、通信など
買い:非鉄、機械、電機、商社、小売、不動産など
売り買い交錯:薬品など
との観測。

 

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