2016年6月13日

・先週金曜日のダウは欧州株安や原油価格の下落で軟調に推移し、午後になると英国でEU離脱の世論調査で離脱派が残留派を10ポイント上回ったことが伝わると一時$170安まで下落し、引けにかけては戻して下げ幅を縮めました。 またナスは軟調な展開が続いた後、引けにかけて一段と売られて1.29%もの下落となりました。
・本日の日経は欧米株安と本日未明に起きたフロリダ・テロを嫌気して282円もの大きな下窓を明けて寄り付いた後も売りが続いて10時半過ぎには16,100円近辺まで下落し、その後は戻りが鈍く16,000円目前での小動きが続いて、16,019.18（-582.18）の大幅下落となりました。
また先物は16,000を割り込んで15,970で引け、ドル円は106円台を割り込んで105.82で15時となりました。

日経先物
16,260で寄り付き、直後から下げとなって9：15には16,180まで下落し、16,200近辺で揉み合った後9：50ぁら再び下げ出して10：55には16,040まで下落しました。
その後は戻して16,060-130での小動きでしたが、13：35から一段下げて16,010-30での揉み合いとなり、14：50に16,000を割れて15：05には15,950まで下落し、15,970（-560）▼3.39％で引けとなりました。
現物は16,019.18（-582.18）▼3.51％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値1,165.55よりも16.79ポイント低い1,148.76で寄り付き、直後から下げとなって10：25の1,111.09まで下げ続け、そこからは小幅戻して1124近辺で揉み合いとなりました。
後場に入ると1114-24での小動きが続き、1,115.04（-50.51）▼4.33％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・先週金曜日のドル円は15：30の107.04から下げ出して16：20には106.66まで下落し、その後は106.70-107.10での上下が続きました。
01：00から小幅上げて107.17まで上昇しましたが、02：45に「世論調査で英国のＥＵ残留支持が45％、離脱支持が55％となった」との報道でリスクオフが高まり107.11から03：15の106.55まで急速に下落しました。
しかしそこからは反転して上昇となり05：20には106.99まで上昇し、106.91でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は未明に米・フロリダで銃撃によって50人以上が死亡したISによるテロが発生して早朝からリスク回避の円買いの流れとなったことで106.79で始まり、しばらく106.60-85で揉み合っていましたが、8：30から下げ出してからはリバを挟みながら下げ続けて13：30に106円台を割り込んで15：00には105.82まで下落しました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

左：ドル円－日足

 

日本国債（チャートは15：00時点）
高値圏での動きが続き、8：46に10年長期国債343回債利回りが業者間取引でマイナス0.165%に低下し、10日に付けたマイナス0.155%を下回り過去最低を更新しました。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
端午節休暇前の6/8終値2,927.16よりも29.89ポイント高い2,897.27で寄り付き、2900ポイントを挟んで小動きが続いていましたが、後場半ばから急速に下落して2,833.07（-94.09）▼3.21％で引けとなりました。

本日発表された中国指標
11:00　中国・5月鉱工業生産 （前年比）　予想：+6.0%　結果：+6.0%　（前回：+6.0%）
11:00　中国・5月小売売上高 （前年比）　予想：+10.1%　結果：+10.0%　（前回：+10.1%）

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　17,865.34(-119.85)
ＮＡＳＤＡＱ　 4,894.55(-64.07)
・先週金曜日のダウは欧州株安や原油価格の下落で軟調に推移し、午後になると英国でEU離脱の世論調査で離脱派が残留派を10ポイント上回ったことが伝わると一時$170安まで下落し、引けにかけては戻して下げ幅を縮めました。 またナスは軟調な展開が続いた後、引けにかけて一段と売られて1.29%もの下落となりました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足