東京市場ザラバ～FOMCと日銀決定会合～（2015年4月30日）

2015年4月30日

・昨日のNY株は1-3月GDP悪化で売られ、FOMCでは大きな動きはありませんでしたがダウ・ナス共にマイナスとなり、ドル円はドル売りの流れとなったことで円高が進み一時118円台半ばまで下落しました。
・休み明けの本日の日経は昨日のNY株下落と円高進行で大きく下窓を明けて寄り付いた後も下げが続き、小幅リバったところで日銀金融政策決定会合の発表があり、結果は据え置きでしたがそこから下げ足を速めてほぼ安値で大幅下落での引けとなりました。

結果
13:04　日銀金融政策決定会合　現状維持

★FOMC声明全文は、FOMC声明全文（2015年4月30日）の記事に詳しく書いています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）

日経先物
大幅GDの19,800で寄り付き、リバ弱くジリ下げとなって10：25には19,680まで下落し、19,700近辺で小動きとなり10：45には19,670まで下落しました。
その後、11:50からはジリ上げとなって19,740-760で日銀政策決定会合を待つ形となりました。
結果発表前の13：00に19,680まで下げて、13：04に結果が発表されると更に下げて13：40には19,510まで下落しました。
その後リバって14：40には19,620まで戻りましたが、そこからは再び下げ出して15：00には19,490まで下落し、19,510（-530）▼2.64％で引けとなりました。
現物は19,520.01（-538.94）▼2.69％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
日経は大幅GDで寄り付きましたが、マザーズ指数は火曜日（4/28）終値919.49とほぼ変わらない917.63で寄り付き、上げ出して9：20には926.45まで上昇しました。
しかしそこからはジリ下げとなって10：40にマイテンしてからも下げは続き13：40の904.00まで下落し、そこからは小幅リバって909.90（-9.59）▼1.04％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15:00時点）
・昨日はFOMC前は神経質な上下となり、16：50に118.92から119.10まで急伸し、更に上げて19：00には119.36まで上昇しましたが、20：00から下げ出して02：50の118.54まで下落が続きました。
FOMCで118.56から119.06まで50pips急伸して更に3：20には119.09まで上昇し、119.02でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げが続いて11：40の118.75まで下落が続き、そこからはリバって12：50には118.98まで上昇しました。
13：04に日銀金融政策決定会合の結果が発表されると118.94から118.58まで36pips急落して、更に下げて13：40には118.53まで下落し、118.59で15時となりました。

左：ドル円－10分足　右：ドル円－1時間足
　