東京市場ザラバ~FOMC受けて大幅高~(2014年6月19日)

2014年6月19日

昨夜のFOMCで、米株は上昇、米国債も上昇、ドル売りでドル円下落の展開となりました。
日経は寄り後に揉んだ後、急伸して6/9の直近高値15,220をあっさり抜き去り、高値圏での動きとなりました。
寄値15,140から引値15,340までは200円の大幅上昇となり、出来高27.7億株、売買代金2.48兆円と高水準でした。
ドル円はジリジリと下落していましたが、日経は円高にはほとんど反応しませんでした。

★FOMC直後の動きは、FOMC直後の動き(2014年6月19日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

日経先物
15,140で寄り付き、15,150近辺で揉んだ後、9:20から動意付いて9:35の15,280まで急伸し、6/9に付けた直近高値である15,220をあっさりと抜き去りました。
その後も上げていき10:05の15,340まで上昇し、15,300での揉み合いとなりましたが、11:15から再び上げ始めて11:40には15,390まで上昇し、そこからは15,350近辺で上下する動きとなりました。
その後、一旦押して15,290まで下げましたが、引けにかけては戻し、15,340(+220)△1.46%で引けとなりました。
現物は15,361.16(+245.36)△1.62%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
  

 

マザーズ
前日終値925.29よりも6.65ポイント高い931.94で寄り付き、9:10には938.30まで上昇した後、928-938で上下していましたが、9:45からジリ下げとなり10:00にはマイテンとなりました。
その後もジリ下げは続き、10:45には917.63まで下落し、マイナス圏での動きが続きました。
しかし、12:55にプラテンしてからは逆にジリ上げとなり、14:00には938.26まで上昇しましたが、引けにかけては押し戻されて、929.58(+4.29)△0.46%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
  

 

ドル円(チャートは15:30時点)
昨夜のFOMCで102.33まで上昇しましたが、ドル売りが強まって下落となり、4:35には101.88まで下落し、101.90j近辺でこう着となって、101.93でNYクローズとなりました。
東京時間に入ってもこう着が続き、9:10に101.86まで下落した後は上げとなって9:50には101.99まで上昇しました。
しかし、再びジリジリと下げ出して、13:20には101.87まで下落してからは101.90近辺でこう着となって、101.90で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

日本国債(チャートは15:00時点)
米国債が買われた流れを受けて、日本国債も買われ、寄りから上昇した後は高値圏での小動きとなりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
  

 

上海総合指数
前日終値2,055.52とほぼ変わらない2,054.62で寄り付き、前場は小動きでしたが、後場になるとジリ下げとなり、2,017.65まで下落しました。
その後、小リバして2,023.74(-31.78)▼1.55%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
  

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  16,906.62(+98.13)
NASDAQ   4,362.84(+25.60)
FRBの政策金利の長期見通しが引き下げられたことで、低金利が長期的に続くとの見方から買いが強まり、ダウ、ナス共に続伸しました。
ナスダックは2000年4月以来の高値で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

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