FOMC直後の動き(2014年6月19日)

2014年6月19日

FOMCで景気に前向きな認識や政策金利の長期見通しが引き下げられたことで、低金利が長期的に続くとの見方から買いが強まり、ダウ、ナス共に続伸し、米国債も買われ、株高、債券高となりました。
ナスダックは2000年4月以来、約14年2ヵ月ぶりの高値で引けました。
ドル円はドル売りが強まったことで下落となりました。

結果
27:00 米・政策金利 予想:0-0.25% 結果:0-0.25% (前回:0-0.25%)
27:00 米・長期国債購入額(月額) 予想:200億ドル 結果:200億ドル (前回:250億ドル)
27:00 米・政策金利 予想:150億ドル 結果:150億ドル (前回:200億ドル)

★FOMC声明の全文は、FOMC声明全文(2014年6月19日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

昨日のNY株式市場
NY DOW  16,906.62(+98.13)
NASDAQ   4,362.84(+25.60)
FRBの政策金利の長期見通しが引き下げられたことで、低金利が長期的に続くとの見方から買いが強まり、ダウ、ナス共に続伸しました。
ナスダックは2000年4月以来の高値で引けました。

左:DOW-5分足 右:NASDAQ-5分足
  

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

日経先物(夜間取引)
ナイトは15,110で始まり、FOMCを控えて小動きの中、米株が寄り後からマイナス圏で推移していたことで、日経も弱い動きとなり、ナイト引けの3時前に売られて、15,070(-50)▼0.33%で3時の引けとなりました。
なお、CME(円建て)清算値は、15,155でした。
左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
  

 

ドル円(チャートは6:00時点)
昨夜の欧州時間から小幅ながらジリ下げとなり、FOMC前の3時はは102.13でした。
発表で、102.33まで上昇しましたが、すぐに反転下落となり、3:30には101.94まで下落しました。
その後、一旦102.15まで戻りましたが、FOMCで低金利を継続する可能性を示したことで、利回りが低下してドル売りの流れが強まったことで、再び下げとなって4:35には101.88まで下落し、その後101.90-95でこう着となって、101.93でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

米国10年債権利回り(チャートは6:00時点)
FOMCで政策金利見通しが低金利を継続する可能性を示したことで、債券が買われ利回りは低下しました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足
  

 

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