2022年4月28日
・昨日のNY株は前日の大幅安の反動やマイクロソフトやビザの決算を好感した買い、また中国の2都市でコロナ感染が落ち着く兆しとの報道を受けて上昇しましたが、引けにかけて押し戻されてダウは$61高、ナスは0.01%安で引けました。
・本日の日経は前日終値26,386.63よりも43.65円高い26,430.28で寄り付き、26,350-450で上下し後10時前から上げ出して前引けは162円高の26,548でした。
昼休み中の12:09に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表があり、長期国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる「指し値オペ（公開市場操作）」を毎営業日実施すると声明に明記したことで円が直後から売られ、後場になると円売りでドル円が急伸すると共に上げ出して15時前には490円高の26,876まで上昇し、ほぼ本日高値の26,847.90（+461.27）△1.75%で引けました。
また日銀金融政策決定会合の結果を受けてドル円が発表直前の128.62から2002年4月以来の130円台に突入して130.27まで急伸しました。
日銀金融政策決定会合の結果
12:09 現状維持
日経先物
・26,410で寄り付き、26,330-440で上下した後9：50から上げ出して11：45には26,570まで上昇しました。
12:09に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表があり、長期国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる「指し値オペ（公開市場操作）」を毎営業日実施すると声明に明記したことで円が売られ、ドル円の上昇と共に早いペースで上げ出して15：05には26,880まで急伸し、ほぼ本日高値の26,870(+480)△1.82%で引けました。
現物は26,847.90（+461.27）△1.75%でした。
東証一部売買代金：34,114億円、東証一部売買高：13.83億株
東証プライム騰落数 値上がり1,503銘柄、値下がり295銘柄、変わらず40銘柄
左：日経先物－5分足 右：日経先物－日足
マザーズ
・前日終値700.45よりも0.07ポイント高い700.52で寄り付き、前場は上値の重い展開が続いて691で前引けとなり、後場に入ると691-696での小動きがひたすら続いて、
694.41(-6.04)で引けました。
左：マザーズ－5分足 右：マザーズ－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・欧州時間は米長期金利の上昇を受けて上昇基調が続き、17：00の127.98から00：30には128.58まで上昇し、その後一旦128.19まで押し戻されましたが、再びジリジリと上昇して128.41でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9：00に128.34まで下げた後は仲値に向けてゴールデンウイーク期間の手当てもあることからドル買いが強まり10：00には128.89まで上昇しました。
12：09に日銀金融政策決定会合ので金融政策の現状維持を決定しましたが、長期国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる「指し値オペ（公開市場操作）」を毎営業日実施すると声明に明記したことで円が直後から売られ、発表直前の128.62から12：20には129.87まで急伸しました。
その後は129.50-90で揉み合いが続いた後14：35から一段高となって14：40には2002年4月以来の130円台に突入して130.27まで急伸し、130.02で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
左：ドル円－日足
日本国債（チャートは15：00時点）
・日銀金融政策決定会合で大規模緩和策の維持、長期債を利回り0.25%で無制限に買い入れる「指し値オペ」を毎営業日実施するとの内容で長期金利の上昇を抑制する姿勢を維持したことで債券が買われ、12時の149.32から14：30には149.68まで上昇して149.61で15時となりました。
左：日本国債先物－5分足 右：日本国債先物－日足
上海総合指数
・前日終値2,958.28よりも12.47ポイント安い2,945.81で寄り付き、前場半ばにプラス1.1%まで上昇しましたが、後場になるとマイナス0.7%まで押し戻され、後場半ばから再び上げ出して2,975.48(+17.20)△0.58%で引けました。
左：上海総合指数－1分足 右：上海総合指数－日足
昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 33,301.93(+61.75)
ＮＡＳＤＡＱ 12,488.930(-1.81)
・昨日のNY株は前日の大幅安の反動やマイクロソフトやビザの決算を好感した買い、また中国の2都市でコロナ感染が落ち着く兆しとの報道を受けて上昇しましたが、引けにかけて押し戻されてダウは$61高、ナスは0.01%安で引けました。
左：DOW－日足 右：NASDAQ－日足
