2021年7月29日
・昨日のダウは新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大への警戒感が再燃したため終日マイナス圏で推移して$127安で引けましました。
一方ナスは堅調に推移し、FOMC声明やパウエルFRB議長会見でFRBの金融緩和を辛抱強く維持する姿勢が再表明され金利が低下したことで一段高となり0.70%高で引けました。
・本日の日経は前日終値27,581.66よりも140.95円高い27,722.61で寄り付き、27,666まで下げた後は戻して27,730-800での揉み合いが続きました。
10時半から下げ出して27,667まで下落し、そこからは27,700近辺での小動きが前場いっぱい続きました。
後場になると27,740-800での小動きがひたすら続いて、27,782.42（+200.76）△0.73％で引けました。
★FOMC声明の全文を、FOMC声明全文（2021年7月29日）の記事に載せています。
日経先物
・27,810で寄り付き、直後から下げ出して9：10には27,650まで下落しました。
そこからはリバって10：15に27,780まで戻しましたが、すぐに反転して11：30には27,630まで下落しました。
その後は再び戻して27,720-780での揉み合いが続き、引け際に上に飛んで27,810（+280）△1.02％で引けました。
現物は27,782.42（+200.76）△0.73％でした。
東証一部売買代金：25,790億円、東証一部売買高：11.69億株
東証一部騰落数 値上がり1,287銘柄、値下がり821銘柄、変わらず82銘柄
左：日経先物－5分足 右：日経先物－日足
マザーズ
・前日終値1,097.30よりも8.41ポイント高い1,105.71で寄り付き、1,100-06で揉み合った後10：00から一段高となり1,110での小動きが前場いっぱい続きました。
後場に入ると1,111-16での小動きがひたすら続いて、1,114.67（+17.37）△1.58％で引けました。
左：マザーズ－5分足 右：マザーズ－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・昨夜のドル円は欧州時間はジリ上げとなり16：00の109.85から23：30には110.22まで上昇し、03：00のFOMC声明発表の時は110.08でした。
FOMC声明でテーパリング開始に向けて「今後複数の会合で経済情勢の進捗を確認する」との見解が示されるドルが買われて直後に110.28まで急伸しましたが、パウエルFRB議長会見で「利上げ検討は程遠い」との発言を受けて米長期金利の低下とともにドル売りの流れとなり04：50には109.84まで下落し、109.90でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると「本邦実需勢からの売りが観測された」との指摘もあり仲値に向けて売られて10：10には109.68まで下落しました。
その後は
で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
日本国債（チャートは15：00時点）
・大きな動きはありませんでした。
左：日本国債先物－5分足 右：日本国債先物－日足
上海総合指数
・前日終値3,361.58よりも42.25ポイント高い3,403.83で寄り付き、政策リスクへの懸念の解消に向けて中国証券監督管理委員会（CSRC）が投資銀行幹部とオンライン会議を開いたとの報道などが好感されて、終日堅調に推移して3,411.72（+50.13）△1.49％で引けました。
左：上海総合指数－1分足 右：上海総合指数－日足
昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 34,930.93(-127.59)
ＮＡＳＤＡＱ 14,762.58(+102.01)
・昨日のダウは新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大への警戒感が再燃したため終日マイナス圏で推移して$127安で引けましました。
一方ナスは堅調に推移し、FOMC声明やパウエルFRB議長会見でFRBの金融緩和を辛抱強く維持する姿勢が再表明され金利が低下したことで一段高となり0.70%高で引けました。
FOMCでは声明やパウエル議長の会見でFRBの金融緩和を辛抱強く維持する姿勢が再表明されました。
左：DOW－日足 右：NASDAQ－日足
米国10年債権利回り（チャートは6:00時点）
・FOMC声明ではテーパリング開始に向けて「今後複数の会合で経済情勢の進捗を確認する」との見解が示されたが、パウエルFRB議長会見で「労働市場の状況は引き続き改善したが、なお時間がかかる」「テーパリング時期はデータ次第」「利上げには程遠い」などの発言を受けて債券が買われて金利は低下し、1.234%でNYクローズとなりました。
左：米国10年債権利回り－15分足 右：米国10年債権利回り－日足
