2020年12月18日
・昨日のNY株は追加経済対策を巡り与野党が合意に近いと楽観的な見方が強まったことや昨日のFOMCで大規模緩和を継続させることから終日堅調に推移してダウは史上高値を更新し、ナスは3日連続で史上最高値を更新しました。
・本日の日経は前日終値26,806.67よりも31.14円安い26,775.53で寄り付き、しばらく26,760-820での揉み合いが続き、前引け前に一段下げて26,740まで下落しました。
昼休み中の12:13に日銀金融政策決定会合の発表があり、予想通りの現状維持で10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行う、またコロナ特別プログラムを来年9月まで延長と発表がありました。
後場に入ると26,750-780で小動きが続いた後14時から下げ出して26,707まで下落し、引けにかけては戻して26,763.39(-43.28)で引けました。
日銀金融政策決定会合の結果
12:13 現状維持
日経先物
・26,720で寄り付き、26,690-750で方向感のない上下が続き、11:30から一段下げて11:50に26,670まで下落しました。
12:13に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表がありましたが大きな反応はなく、後場に入ると26,700を挟んだ小動きが続き、14:00から一段下げて26,640まで下落しましたが、引けにかけては戻して26,740(-30)▼0.11%で引けました。
現物は26,763.39(-43.28)▼0.16%でした。
東証一部売買代金:28,959億円、東証一部売買高:12.96億株
東証一部騰落数 値上がり1,008銘柄、値下がり1,079銘柄、変わらず97銘柄
マザーズ
・前日終値1,185.22よりも6.36ポイント高い1,191.58で寄り付き、9:50に1,198まで上昇した後はジリ下げとなって11:15には1,182まで下落しました。
後場になると前日終値1,185を挟んだ小動きが続き、1,186.46(+1.24)△0.10%で引けました。
ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間はFOMCで金融緩和の長期化観測を受けて東京時間から続いていたドル売りの流れを引き継いでジリ下げが続き、16:00の103.24から23:50には102.87まで下落しました。
その後は小幅戻しましたが戻りは鈍く103.05-20での揉み合いが続いて103.07でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9:00から上げ出して11:50に103.37まで上昇し、12:13に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表後に一段高となり12:20には103.43まで上昇しました。
その後は103.40近辺での小動きが続き、103.40で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
・大きな動きはありませんでした。
上海総合指数
・前日終値3,404.87よりも4.39ポイント安い3,400.48で寄り付き、前場は前日終値近辺での小動きが続いていましたが、後場になると下げ出してマイナス0.6%まで下落し、その後は小幅戻して3,392.11(-12.76)▼0.37%で引けました。
昨日のNY株式市場
NY DOW 30,303.37(+148.83)
NASDAQ 12,764.75(+106.56)
・追加経済対策を巡り与野党が合意に近いと楽観的な見方が強まったことや昨日のFOMCで大規模緩和を継続させることから終日堅調に推移してダウは史上高値を更新し、ナスは3日連続で史上最高値を更新しました。